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素直な悪女

2005年11月05日 23:49

素直な悪女

ブリジット・バルドー
彼女はホントにステキ女性です
50年代から70年代にフランスで活躍した女優さんです
16歳で「ELLE」の専属モデルになりその後記者だったロジェ・ヴァディム(確か19歳くらい)と運命的な出会いをし、バルドーが18歳の時、彼と結婚します
その後バルドー21歳の時、夫ロジェ・ヴァディムの初監督作品が「ET DIEU CREA LA FEMME」邦題「素直な悪女」です
主演はもちろん!ヴァディムの奥様バルドー

18歳の自由奔放ブロンドヘアと抜群のスタイルを持つジュリエットブリジット・バルドー)は孤児で、気ままに、本屋さんで働きながら老夫婦の家に下宿しています
そんなジュリエットに想いを寄せる3人の男達、初老紳士クルト・ユルゲンスプレイボーイクリスチャン・マルカン)大人しく線の細いプレイボーイの弟(ジャン=ルイ・トランティニャン)との恋のもつれ合いを描いた作品です

今は、スクリーン女性ヌードが映し出される事ってもう慣れちゃってフツウに観れちゃう世の中ですけれど、1956年当時、冒頭から太陽の下でバルドーがヌードになってるのって結構衝撃的だったんじゃないでしょうかねぇ(笑)
でもホント今観ても綺麗ですよ(*^^*)
なんてったってT168cm、体重53繊■贈坑后■廝苅后■硲牽垢任垢らぁ!!
もう超ダイナマイトボディーですよねぇ!!
まるで峰不二子ちゃんかバービー人形です!!
バービー人形ブリジット・バルドーがモデルじゃないかってハナシもありますしね!
ブリジット・バルドーはこの作品以降、映画界の三大セックスシンボルの一人でした
三大セックスシンボルは、MMことアメリカマリリン・モンロー、CCことイタリアクラウディアカルディナーレ、そしてBBことフランスブリジット・バルドーです
この作品の彼女は、ブロンドの寝起きのような髪を振り乱し、ワンピースに素足で海辺や街中を歩き、一人の男性なんか選べず、なんとなく自分を持て余しているような女の子です
でも、この役は正にバルドーにハマリ役
演技をしているって言う感じは全くなく「地でやってる感」が漂っていて、彼女の魅力が全開に画面から放出されています
バルドーはただ顔が可愛い、スタイルがいい、セクシーってだけの女優さんじゃないんです
全てが「天性」なんですよ!!
作り物じゃないんです!!
お庭でハダカで寝そべっている姿、ラヴシーン、無邪気な表情、特にふくれっ面や険のある表情がホントステキです
あのね、オトナになって、ふくれっ面や険のある表情がステキな女の人ってあんまりいないでしょ?
バルドーは、なんか、幼い女の子が、機嫌の悪い表情をしているような可愛さがあるんですよ
よくバルドーはオトナの肉体を持ったいつまでたってもコドモって言われているみたいですけれど、それが、自分を売る為にワザとやっているんじゃなくて、自然だから、魅力的なんです

まあ、実際、この映画の中だけじゃなく数々の男性と恋に堕ちてきました
なんか噂じゃ寝たオトコの数は100人を下らないとか・・・
バルドーの最初の旦那様ロジェ・ヴァディムも、その後カトリーヌ・ドヌーヴジェーン・フォンダなども見いだし、結婚しているんですけれど、バルドーとの生活が一番幸せだったんじゃないかなぁ・・・
ってこの作品観ると思えてならないんですネ!
だって、ロジェ・ヴァディムは、初監督作品に自慢の奥様バルドーを使おうと、ブルネットだった髪の毛をブロンドに染めて、家では一糸纏わぬハダカで生活させていたそうな(^^;
でも、バルドーはもともとお育ちのいい家庭で、幼い頃からバレエを習わされていて、美しい姿勢と、品の良さは備わっていましたから、ハダカで歩いていても下品な感じはないんです
それを解っていて、ヴァディムは、彼女を磨きに磨きをかけてきたわけです
20代前半で、そこまで解っていて、女性を美しく出来るヴァディムはある意味天才かもしれませんね
そんな男性に最初に出会ったバルドーが羨ましいです
(^^)
でも、「素直な悪女」撮影後、バルドーは共演者のプレイボーイの線の細い弟役、ジャン=ルイ・トランティニャンと恋に堕ちてしまい、ヴァディムとは別れます(苦笑)
ヴァディムもその2年後、若いアネット・ストロイベルグ(22歳)と結婚し磨きに磨きをかけ「血とバラ」と言うこれもまた傑作と言われている(ヴィデオ出てないんで私観てないんですけれど・・・)作品を作ります
バルドーはその後、いろんな男性と浮名を流していきます
時にはバルドーを巡って警察沙汰になり、お相手の女性に刺されそうになったり、誤解が生じて噂になった男性の奥様自殺したり・・・
はっきり言って映画より彼女の人生のがスゴイです
ちなみに、ヴァディムは、バルドーを自分の初監督の共演者に取られたにも関わらず、この2人をその後何回か起用しているんですよねぇ・・・
(^^;
でも、それだけ天性の魅力の持ち主なのは、映画や、写真集自伝なんか読んだり、直接的には解らないけれど、凄く感じますね!
私の、彼女の好きな発言が
「私と寝たがる男性がとても多いなんて・・・でも私は誰とでも寝るような育ちの悪い娘ではないの!寝たい相手は私を愛してくれる人だけよ。そして、それは私自身が決めること」
自由奔放、天性の魅力を振りまいて生きてきた彼女に相応しい発言だと思います
この時代にコレだけ自由に生きてきた彼女は、女性に男性と同等に働く為のスーツや、常に美しく居る事の素晴らしさなどのスタイルを築いてきたココ・シャネルに通ずるものを感じるんですけれどね!私は!
全然二人、違うタイプの女性だけれど・・・

「素直な悪女」の原題「ET DIEU CREA LA FEMME」は直訳すると「かくて神は女を造りたまえり」なんです
その通り、ヴァディムの愛して磨きに磨きをかけたバルドーの魅力たっぷりの作品です
そう思って観ると更にバルドーのヌード、仕草、表情、雰囲気ステキに観えますよん♪
(*^^*)

このウラログへのコメント

  • ふみふみ 2005年11月09日 00:05

    ほんとに同じ生き物なんだろうかと思ってしまうわ。

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