振り返ったら近道

泳ぎ方を全く知らないときには、
まず 蹴伸び（けのび）の練習から始まって、バタ足、ビート板を使った息継ぎ、それからクロール・・・
といった具合に、回りくどい覚え方をしていったと思います。
柔道も、最初に習うのは「礼法」で、その次が「受け身」、その後にやっと「技」を教えてもらいます。
茶道も、茶碗や茶杓、茶巾などを扱う一定の手順を覚えます。
仕事も最初はサポート役から入って、徐々に慣れてきたら任せてもらえるようになりますね。
一見わずらわしく感じるのですが、後になってみるとよく分かるのです！
そのわずらわしいと思った基本のことが、本当は凄く大切だったということに！！
野球も、キャッチボールや素振りという基本がいかに大切か、基本があっての大技なんだと思います♪
以前、「相田みつを」さんや「ピカソ」さんのお話を聞いたことがあります。
相田みつをさんの作品は、特徴のある字が印象的ですが、普通の字を書かせても非常に上手だったそうです。
ピカソさんも、印象的な画をのこしていますが、デッサンや、基本的なことをやらせたら誰よりも上手かったといいます。
わずらわしいとさえ思ったモノが、実は一番最短の道だったのかもしれません♪
遠回りだと思えることも、振り返ったら近道だった！ってね♪
地道に積み重ねていきます！！