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好きだよ

2009年07月24日 01:22

好きだよ

久しぶりに残業が無く、早い時間に帰って来れた。熱めのシャワーを浴び、お気に入りパジャマ着替え、ベッドに寝転んで携帯を弄る。受信トレイ達也からのメールが3通。見た途端にシャワーすっきりした気分が落ち込んで、溜息が出ちゃう。
 二人で温泉旅行に行ってから2週間。後ろめたさや煩わしさ、色んな気持ちを自分の中で整理出来なくて、ずっと達也と会わないままでいる。何度も「会いたい」ってメールを貰って、その度に「仕事が忙しい」って断って。「俺より仕事が大事なのか?」みたいなこと言われると、「会おう」が「やろう」に見えて来ちゃう。付き合い始めはこんな気持ちにならなかったんだけどなぁ…。
 アドレス帳には「良かったら連絡して」って佐伯さんが教えてくれた携番とメルアド。何度も眺めてるけど、まだ連絡したことは無い。佐伯さん ―旅先の宿で知り合って、達也が眠っている間にしちゃった相手。あの時はなんていうかその場の勢いだったけど、日常に戻ってみるとさすがに自分から連絡するのは躊躇われて…。
 でも…比べちゃ悪いとは思うんだけど、達也SEXとは全然違って、すっごく良かったんだよね。ゆっくり焦らすように、あたしの胸を触る佐伯さんの大きくてゴツゴツした手……。思い出しながらパジャマの上着を捲り上げて、乳房をそっと触る。
 佐伯さんがしてくれたみたいに、周りの方からそっと…そっと…。乳首がすぐにツンと尖ってくる。あの夜以来、身体が敏感になってるみたい。毎晩、あの時のことを思い出してオナニーしちゃう。硬くなった乳首をすぐには触らないで、柔らかく乳房を揉んでみる。
『やぁん…早くぅ…』
 想像の中の佐伯さんに、胸を突き出してねだる。
『早くって、何を?』
 意地悪く、あたしの瞳を覗き込んで佐伯さんが言う。
『おっぱぃ…触って……もっとぉ…』
 佐伯さんのやらしい瞳。妄想してるだけで、ジュン…ってあそこが濡れて来ちゃう。自分で焦らしてられなくなって乳首をきゅって片手で摘んで。
「ぁ…んっ…」
 一応、隣の部屋に聞こえたりしないように、声は抑えてる…つもり。そんなに壁の薄いマンションとも思えないけど、隣は男子学生だったと思うし。
 ベッドサイドの引き出しから、通販で買ったバイブを取り出す。左右の乳首をコリコリって順番に弄りながら、バイブを唇に近づけて先端にたっぷり唾液を絡める。
 佐伯さんがあたしの口の中に、太いあれを押し込んで来る…のを想像。
『ほら、入れて欲しい?ちゃんとしゃぶってごらん?』
 厭らしく、舌を突き出し、ぴちゃっぴちゃって音を立てて、佐伯さんの太いモノをしゃぶるあたし。
『理香子淫乱だなぁ…。そんなにこれが欲しい?』
 深く咥えこみながら、あたしは佐伯さんの顔を見上げてコクコクって頷く。
 想像してたら、たまらなくなって来て、乳首を触ってた指はアソコへと移動。
 パジャマズボンと、ショーツを一緒に脱いじゃう。
 用意しておいたバスタオルお尻の下に敷いて。
 中指の先で、そっと花びらを撫でると、
「ぁぁ……」
 それだけで溜息が出ちゃう。もう、びしょ濡れなの。
 佐伯さんとしたい。また、佐伯さんに縛られて、明るいところでアソコキスされて、指を入れられて、バイブも入れられて、やらしい言葉で虐められて…。記憶と妄想が入り混じって来る。
 足を開き、膝を立てて。指先でアソコを叩くようにすると、ぴちゃぴちゃって湿った音が響く。濡れた指先でクリトリスを転がす。
「ん…ぁぅ…」
 咥えてる佐伯さんのモノ(ほんとはバイブだけど)に舌を絡ませ、強く吸い上げながら、アソコに中指を挿し込んでいく。
「ぁ………ん…」
 腰を動かしながら、中指をゆっくりと出し入れ。膣壁のざらざらってしたところを擦って。
『や……指じゃなくて…佐伯さんのが欲しいの…』
 指の出し入れを早めると、くちゅくちゅと音がする。
『俺の…何が欲しいの?』
『ぁん…意地悪しないで…』
 想像の中で、佐伯さんに焦らされながら、指を抜き、バイブのスイッチを入れて、入り口へ宛がって。小さな振動が花びらとクリに伝わって、それだけでイっちゃいそう…。
『入れて…佐伯さんの…チンポ…』
 あたしが、やらしい言葉を言うと、佐伯さんがくすっと笑う。
『どこに?』
 分かりすぎるくらい分かっているのに、わざと聞かれて。
『ぁんっ……理香子の…おま○こにぃ……』
 答えると、とぷんって溢れてくる。
 あたしが、やらしい答えを言うとすぐに、佐伯さんは半分くらい入れてくれる。
「ぁぁ…ぁぁぁ…」
 震えるバイブを少し挿入すると、腰が浮いて、浮いた腰の下にあたしは枕を入れる。
 少しだけ挿入してると、奥の方が切なく疼いて、蕩けて、蜜がとろとろと溢れてくるのが分かる。
『いや…奥まで…入れて…』
 腰を浮かせておねだりする。
『こう?』
 脳内佐伯さんが腰を突き出すのと同時に、バイブをもう少し押し込む。くちゅぅって蜜が溢れる音がして、やらしくてそれだけでイっちゃいそう。
『ぁんっ…もっと…お願い…』
 腰が自然に動いちゃって…もぉ我慢しきれなくて、ぐっと奥まで入れて、スイッチも強にしちゃう。バイブは奥の方を抉るように振動しながらグリグリ動く。一番奥の、佐伯さんが教えてくれたすごく感じるとこに当たって…。もうひとつ付いている突起は、クリに当たってブルブル震えてるから、
「ぁ…ぁんっ…ぁぁ…ぁはぁぁぁ…」
 両脚を伸ばして突っ張って、バイブを夢中で出し入れして、
「感じる…ぁん…いぃの…佐伯さん…」
 身体がびくんと仰け反って、アソコがひくひく痙攣する。
「はぁぁ…イっちゃぅ…佐伯さん…イっちゃうぅ…」
 身体の奥で、蜜がどっと溢れる。震える膣壁がきゅぅぅぅってバイブを締め付ける。佐伯さんの名前を呼んで、落ちて行くのに似た感覚を覚えながら、あたしの頭の中は真っ白になっていく。

 しばらくの間、眠っていたのかもしれない。インターフォンの音が遠く聞こえた。
 こんな時間にぃ……ドアスコープから覗くと、ドアの前に立っていたのは達也
 ひゃー…放置してたから、押しかけて来ちゃったのかなっ。
「ちょっと待ってねーっ」
 慌てて声をかけると、まだ愛液に濡れたままのバイブを、お尻の下に敷いていたバスタオルにくるんで洗濯機に隠す。ティッシュ股間をさっと拭き取り、脱ぎ捨ててたショーツパジャマズボンを一遍に履いて。乱れた布団を軽く直して、
「ごめん。散らかってたから…」
 ドアを開くと、
「…うん。遅い時間にごめん」
 部屋に入って来た達也、なんだか元気が無いみたい。会社帰りなのかな。スーツ姿のままでウチに来るのは珍しい。
「ん、いいけど…どしたの?」
 どしたのじゃないだろ…と、内心自分に突っ込みを入れる。2週間も会わないのって、付き合い始めてから初めてだもんね。
「あ…これさ、お土産。理香子、ここのシュークリーム好きだろ?」
 達也ケーキの箱を差し出す。うわー…放置したの効いてるよ。お土産なんて達也から貰ったことないもん。このケーキ屋、けっこう遠くにあるのに。
「ありがと。じゃあ、紅茶でも淹れるね?」
 キッチンに行こうとしたあたし、ふわっと後ろから抱き締められる。
「はぁ……」
 耳元で聞こえる溜息
電気点いてたからさ…他の男が居たらどうしようって思った」
 ぎく…。実際に居たわけじゃないんだから、ぎくっとすること無いんだけど…なんとなく…ぎく。
「ばか、そんなことあるわけないじゃん」
 そうかぁ、そんな心配してたんだぁ…って思ったら、すごく申し訳なく、達也が愛しく感じちゃうあたしは単純なのかな。
「俺さぁ…すげー理香子のこと好きかも」
 わぁ…達也がこんな台詞言うなんて。頬が赤くなっちゃうじゃない。
「かもって…何よぉ…」
 照れ隠しに拗ねてみる。
「ん…このところ逢えなかったらさ…すげーそう思った…」
達也…」
 そっとそっと、達也の腕が柔らかくあたしを抱き締める。
「俺、あんまし真面目に女の子と付き合ったこと無いんだよな」
 不真面目にはいっぱいあるのよね…とは、さすがにこの状況では突っ込めない。
「理香子のこと…大切にするよ。大好きだ」
「ほんとにぃ?」
 達也に凭れかかり、上を向くようにして聞いてみる。
「うん。ほんと」
 達也が上からあたしを覗き込む。こんな殊勝な顔してる達也、超珍しい。
 放置もしてみるもんだね…なんて勝手なことを考える。
「じゃあさ…あたしの仕事も大切に思ってくれる?」
「うん」
「あたしがしたくないとき、しようしようって言わない?」
「あ…うん…」
 苦笑する達也
「ひとりで逝って、寝ちゃったりしない?」
「…うん……えっ…」
 ぽかんと口を開けて
「お前…もしかしてそれで怒ってた?」
 達也が勝手に納得したような表情になったので、あたしもそれを理由にしちゃうことにした。
「ん……」
 くるんと達也の方を向き直って。
「ちゃんと、あたしも気持ちよくさせてくれる?」
「あ…あぁ…」
 達也が嬉しそうに笑う。
「ん」
≪つづく≫

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