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はぢまりの、ひとしずく

2008年04月05日 00:24

はぢまりの、ひとしずく

おばさんに埋もれて
時間をすごす

たとえば、三人の
おばさんがいて
そこでくちゃくちゃ、
しゃべりながら
仕事している

すると、なかのひとりが、席を外す

ドアの向こうに
彼女が消えると、
まずやんわりと
不在者の悪口が始まる

その尻馬に乗るように
遠くから話題に入ってくるおばはん
ひとり、またひとり・・・

とたんに、おのおの
声が大きくなり
俄然、話はひろがり
場は異様に盛り上がる・・・

まるで
噂話のために
働いているような・・・

しばらくすると
いなくなっていた彼女
かえってきて、

なにごともなかったように、
また静かに仕事が始まる。

井戸端だって
仕事場だって
あるいは酒場だって
おばさん
その楽しさに
ボーダーなんて
ない。


ま、そんなことは
おっさんにだって
あるだろう。

群れ集うのが
獣の性、とするならば

不思議でもなんでもない。

でも。
ボクはなぜ、
おばさん嫌いなのか
彼女たちの
何が嫌いなのか
わかった気がした


PHSを自宅に忘れていたので、
Iさんに、公衆電話から月曜日アポ
今日は四谷の土手で花見だと云っていた


夕暮れ時
気詰まりな部屋から出ると
川縁の街に
ちょっと冷たい風がわたり
桜は下の枝から少しづつ、
緑の花ガクが露になって
もう、春の終わりを告げようとしている

空を見上げて
歩けるような気がした

明日も
あさっても・・・

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