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たまたま見つけた話から。
2017年01月31日 23:53
『人を救うと、救った人も救われる』
臨済宗円覚寺派管長・横田南嶺さんの「二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう」(PHP研究所)の中にこんなお話があります。
古刹・円覚寺では大勢の若い雲水さんが修業を送っています。その一人の雲水は、由緒正しいお寺の跡取り息子でした。でも、あまり修業に熱心ではありません。
横田さんは、日頃から、「もう少ししっかりしてもらいたいなあ」と思っていました。
ある日のことです。
生まれてすぐの子猫が、山門に捨てられていました。
まだ目も開いておらず、死にかけていました。そこで、横山さんは、
「君たち、どうする?」
と雲水たちに聞いてみました。
すると、あの雲水が真っ先に手を上げ、
「私が病院に連れて行きます」
と言い、その後も、ミルクや薬をやったりして、付きっ切りで世話をしました。
その甲斐あって、「しいちゃん」と名付けられた子猫は、丈夫に育って、円覚寺の人気者になりました。
ところが、です。救われたのは、「しいちゃん」だけではありませんでした。
その後、修業を終えた雲水は、故郷に帰って寺の副住職になりました。
そして、結婚をして一時の父親にもなりました。
ある時、横田さんは、ばったり彼と出会った際に、大きくて立派な犬を連れていたので、「立派な犬やなあ」と声をかけました。
すると、「これは東北の被災地で保護された犬です」と、胸を張って答えました。
彼が、そういう活動をしていることに驚きました。
あの頼りない若者が、人さまの支援ができるまでに成長した。
人間は、変わるものだなぁと。
そのきっかけが、死にかけていた一匹の子猫だったのです。
「子猫の命を救いたい」そこから、彼の責任感や積極性が芽生えていったのです。
人を救うと、実は、救った人も救われるのです。
このウラログへのコメント
謙二☆さん:こちらこそ読みにきて頂いてありがとうございます
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