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成程話:試験を受けている状態

2017年01月05日 23:43

仕事ができる「脳」の使い方の話。


仕事の能率が上がらない人は、生活の中から「試験を受けている状態」をなくしてしまっている場合があります。
たとえて言えば、90分の試験があるところを「時間をかければできるから」と言って、家に持って帰り、一日かけてやろうとする。
ところが、基本回転数が上がらなくなるので、時間を延ばした分、多くの量をこなせるようになるとは限りません。
結局、夜遅くまでかかってしまい、「次の日の試験は朝九時からでは大変だから、午後から始めてもいいですか」ということを考え始める・・・。
律儀で努力家の人ほど「一日二四時間が仕事の時間」と考えがちですが、これは脳の性質から考えて、決して効率的な働き方ではありません。
同じ一生懸命に仕事をするのでも、「試験を受けている状態を一日に何回つくるか」という方向に考えを切り替えていかないと、いつまでも脳を上手く使えるようにはならないと思います。

脳が冴える15の習慣
築山 節 著
NHK出版新書より


集中力が続くのは、長くても2時間程といわれています。
90分のインターバルタイムを計りながら仕事や勉強をすると、緊張感を持ちながら集中できます。
これを、なんとなくダラダラとやっていたら、一日たっても二日たっても仕上がりません。
「いつでもできる」と思っている時ほど、いつまでたっても始めません(笑)
お正月、たっぷり時間があるからと本を買い込んでも、たっぷり時間があっても読まないものです。
しかし、日々の生活の中に取り入れている人は、本を読む時間も確保できます。
これは、スポーツの練習も、勉強も、仕事でも、すべてにおいて言えることです。
一日の行動を、前日の夜にスケジューリングし、90分の集中できる時間を何回か組み込んで、きちんと遊びや休憩する時間もつくったほうが、脳にとっては効率が良かったのです。
人間の脳は、放っておいたら楽を求めます。
原始的な機能である感情系の要求に従って動くようになると、生活リズムを失い、面倒なことを避けるようになり、感情系の快ばかり求め、できるだけ楽をしようとします。
楽を求めたらどうなるか?
仕事を適当にすませ、人間関係も蔑ろにし、悪循環が始まります。
そうならないようにするためにも、一日の行動を、前日の夜にスケジューリングする習慣を取り入れていきたいですね♪
特に、自分の時間がある人ほど、スケジュールを立て、習慣化するまで続けたら、必ず力が付いていくと思います(^^♪

このウラログへのコメント

  • OTTO 2017年01月06日 01:40

    通訳爆弾娘達の話によると、同時通訳は15分が限界とのこと。
    事前に渡された演説資料などがあれば、延々とできるそうですが…
    私の場合は…切り替えても切り替えても「楽なモード」を選択…ナマケモノか…

  • hiro 2017年01月06日 07:52

    おはよう
    なるほどねぇ~!
    いつも!ダラダラだからなぁ~

    最後に!
    アタフタ!

  • なな♪ 2017年02月14日 01:07

    一期一会!さん:丁度ログにのせたタイミングで本を読んでいたとは…

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