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冬の彼方へーーーエピローグ4

2015年04月14日 01:52

冬の彼方へーーーエピローグ4

東澤は次第に繁華街に近いエリアの道に入って行く。
そして…美紅は通りの景色が独特になって来たのに気付いた…。
そう…ここはいわゆるカップルがたどり着く街並み…。

その中でも駐車場のある建物に東澤は車を素早く入れる…。
美紅は一瞬信じられない気持ちになった…が、何も言うことができない…。

頭の中で戸惑っている間に美紅は東澤に促された…。
二人は車を降りる…そしてホテルの入り口へと歩を進めて行った…。

入り口を入り東澤は尋ねる。
「どこにしますか…?美紅さん…いいですよね…?
すぐしたい…わがまま言ってすみません…でも我慢出来ない…」
美紅は少し呆れたがここまで来て迷っても仕方ないような気がした。
お茶だけになるかもしれないよ…
時間も時間だから…」
「それでもいい…二人きりになれるなら…
空いてるところ…決めてもいいですか…じゃあ…」
美紅は黙ってうなずくと東澤は青色系の部屋のボタンを押す…。
出てきた部屋番号のシートを手にして二人はエレベーターへ…
そしてフロアに着くとライトで示された部屋を目指した…。

部屋のドアを開けて中に入る二人…
靴を脱いで上がると東澤はまず美紅をギュッと抱きしめキスをした…。

部屋は思ったより広くゆったりとして、ベッドのシーツとソファーが空色のファブリックに統一されており、落ち着いた雰囲気を醸し出していた。

照明のライトも洒落ておりいいムード演出している。

カバンとバッグを棚に置いた二人はソファーに並んで腰掛ける…
「美紅さん、美紅さんとこうして二人きりになれたのは久しぶりですよ…」
「そうだね…何週間、いや、それ以上ぶりかな…」

東澤は美紅をもう一度抱きキスをする…
「ね、何か飲まない…?喉が渇いちゃった…。」
「そうですね…メニューがあるから…何にします?
僕はホットでいい。美紅さんは?」
「そうだなぁ…じゃあ私はオレンジジュースにしよかな。」
美紅は答える。

東澤はリモコンでオーダーを通した。後は届くのを待つだけとなる。

二人は立ち上がり再び抱き合う。抱き合うと言うよりも東澤が美紅の身体の感触を、
抱きしめることで思い切り美紅を確かめたかったのだ…。

東澤は美紅に口づけをする…それはますます激しくなり、舌を絡ませ、
二人は何度もディープキスをした…。

その時入り口の呼び鈴がなった。飲み物が届いたのだった。
東澤が受け取りに行く。そしてソファーのサイドテーブルに置いた。

二人は一口、二口、喉を潤すと、再びキスをする…
そして東澤の手は美紅のスーツの上着を脱がしブラウスボタンを外し始め…
はだけた美紅の胸のブラジャーがあらわになっていく…

このウラログへのコメント

  • けろ 2015年04月14日 02:53

    久しぶりにホテルに行きたくなりました。ジョシユアさんの表現力はたいしたものです。ちんちんが疼くなあ。

  • ジョシュア 2015年04月14日 06:35

    > けろさん

    疼いちゃいますか…?
    すっきりさせてくださいね^^;

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