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冬の彼方へーーー芽生え10

2015年04月05日 02:12

美紅は神崎に頼んで美紅の降車駅で一緒に降りてもらった。
自分が思ったよりも足に力が入らず美紅は時折神崎に立ち止まってもらいながら家路へと歩く…。

本当なら達也に駅まで迎えに来てもらうところだが、
運悪くこの日達也は美紅の残業もあり、自分も飲んでから帰るということになり、
この時間まだ帰ってはいなかったのだ。

「ごめんね、神崎君、無理を言っちゃって…
疲れてるのに申し訳ない…でも助かる。
意外と今日は私疲れちゃったのかも…」
「美紅さんほら、しんどそうだから僕の肩につかまってよ。
遠慮しないで…」
美紅は神崎の言葉に甘え、肩につかまらせてもらい歩いた。
しかしいつしかその手は肩から神崎の腕をつかむような格好になっていた。
手にも力が入らなくなってきたのだ…。

結局腕を組むような形で歩くことになった二人…。
神崎は美紅の歩調に合わせてくれているが、それも足取りが重くなり、
美紅はついに根をあげてしまった。
神崎は提案した。
「美紅さんもう少し頑張って、あの公園迄歩こう。
そしたら少しベンチで休んで、それからまた歩いたらいいさ」
「情けないね、今日の私…ごめんなさい
じゃあもう少し頑張る…」そう言うのがやっとの美紅であった。

公園に着くなり美紅はベンチにへたり込んだ。
以前も神崎と来たことのあるあのベンチだった。

ベンチ横の街灯はいつの間にか開花した桜の花を照らし出し、
ほのかに白っぽく夜空を彩っている。

「美紅さんとこうしてこに座るのは二度目だね。
あれから僕は美紅さんの存在がなくてはならないものになって行ったんだ…」
神崎は並んで座る美紅を見つめ、美紅の髪を撫でる…
「そうだったね…でも私はいけない妻だよ…夫がいるのに…」
そう言って神崎の肩に頭を預ける美紅…。
神崎は美紅の頬に手を添えると…
キスしたい…してもいいかな…」と言うが早いか美紅の唇はまたもや奪われた…。
美紅もそれに応じた…そしてそれは次第に濃厚になり…
神崎の手はスプリングコートをはおった美紅のスーツの上から
胸を揉み、ブラウスボタンを外していく…

そしてその手が美紅の乳房に直に触れられると美紅は思わず身をよじる…
神崎は一方の手で美紅の乳房を揉み指で乳首を転がしながら、
一方の手を美紅のスカートの中に忍び込ませてゆく…

この日もガーターストッキングだった美紅のパンティーに神崎の指が触れたかと思うと、
神崎は何度も指で美紅の割れ目をなぞる…
「ああ…」美紅は小さく喘いだ…。

このウラログへのコメント

  • ジョシュア 2015年04月07日 22:19

    > シュークリームさん

    はじめまして☆
    妄想の世界へようこそ(^_^)
    もうすぐ物語は完結に向かいますが…^^;
    よろしければバックナンバーもご覧くださいませ☆

  • けろ 2015年04月09日 17:16

    正直言って僕も美紅とエッチしたいです!すごく気持ちよくなれそうです!

  • ジョシュア 2015年04月09日 23:14

    > けろさん

    実在してたらいいですね~(^_^)
    でもけろさんならお相手に困らないでしょう?

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