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冬の彼方へーーー芽生え9

2015年04月04日 01:54

大丈夫?美紅さん…?」
神崎は美紅の身体を支えながら言った。
あそこの席が空いてるから座りましょう。
一瞬倒れるかと思ったよ…」
はあ~っと美紅は一つ大きくため息をついてやっと空いている座席に座った。
「ちょっと目眩がした感じ…もう大丈夫だけど…ごめんね…
神崎君にしがみついた感じで…支えてくれて助かった…」

「美紅さんだいぶ疲れた顔…一人で帰れる?
途中まで送ろうか…?」
「うん、大丈夫と思うから気にしないで。ごめんね…」
そう言いながら美紅は電車の揺れとともに何となく気分が悪くなってきていた。
空腹のせいもあるのか、はたまたつわりの一種なのか…
少し心もとない気持ちになってきていた。

美紅の降車駅に近づく。
美紅は思い切って神崎に頼んでみた…。
「神崎君、やっぱり申し訳無いけど途中迄一緒に歩いてもらえないかな…
ちょっと気分がやっぱりいまいちすっきりしなくて、力が入らない感じで…
いいかな…?」
「それはもちろん、遠慮しないで。
その様子だとちょっとしんどそうだし、一人は心配だよ」

このウラログへのコメント

  • けろ 2015年04月09日 23:07

    神埼が下心の固まりにしか見えません(>_<)

  • ジョシュア 2015年04月09日 23:15

    > けろさん

    オトコはオオカミなのです☆

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