いい話…高島屋の原点

【高島屋の原点】


国内最大級のデパート「高島屋」さんの、初代“飯田新七（いいだしんひち）”さんのお話♪


１８３１年、

京都の烏丸通りに小さな古着屋を出しました。

並べる商品を仕入れるお金も困っていた時、

新七さんの妻は、

自分のタンスから自分の着物を差し出し「これをつかって下さい」と・・・

感動した新七さんは一所懸命働き、

周りの店よりも早くにお店を開けようと、

朝６時には戸を開け掃除を始めたそうです。

順調にお客様の信用を得て繁盛していきました。

しかし、

１８６４年、

京都の街が薩摩と長州の戦いの戦場となり、

市中は猛火に包まれ、

高島屋も全焼してしまいます。

幸い商品は直前に避難させたため無事でした。

この時、

焼け出された人たちは、着るものを欲しがっていました。

新七さんは「絶対に値段を高くしてはダメだ。今までと同じ値段で売るのだ」と言って露店で販売を始めます。

すると、たちまち行列ができ、あっという間に売り切れてしまいます。

このように困っている時は、値段をつり上げたり、粗悪品で儲けをたくらんだりする人もいる中、

目先の利益ではなく「自他の利益」をはかる！

とっても大切なことです♪


「小利を捨てて大利に付くべし」
（目先の小さな利益よりも、将来の大きな利益を取るほうがよい）

by 商売の格言


…3月の震災の後も嫌な詐欺が多くあったけど逆にこんな風に仕事してる方達も多くいて、励まされた方も多いんじゃないかな?
12月～1月から第2の東日本の大震災があるとあるネットニュース記事で見かけたんだけど、心配・不安が杞憂に終わればいいな…