いい話…遠回りしたことで得るもの(再びキングの話)

……再び白根山(しらねさん)から(微妙な違い・湯釜を撮影)……


【遠回りしたことで得るもの】

サッカーの三浦知良氏の心に響く言葉より


■「学ぶことを知っている人は　誰のせいにもしない」

学ばない者は人のせいにする。

自分に何が足りないかを考えないから。

学びつつある者は自分のせいにする。

自分に何が足りないかを知っているから。

学ぶことを知っている者は誰のせいにもしない。

常に学び続ける人でいたい。

（２０１０年１１月サッカー選手のあり方について語った言葉）


■「たった１センチでもいい　前に進もう」

失敗して、考え悩むこともあるだろうけど、立ち止まっていてはいけない。

一気に１００メートルも進まなくていい。

１センチでもいいから前に進もう。

過去のことなんてどこかにしまって、今をしっかりと歩むことが大切だ。

（１７歳のとき、ブラジル時代の恩人から教わった言葉）

■「遠回りをしたことで　得るものもある」

いくら調子が良くても、そのときの状況でうまくいかないこともある。

つらいことだが、腐らずに自分自身を見つめ直すことがとても重要だ。

遠回りした経験が財産となり、前を向いて進むための原動力になる。

（２０１０年９月、試合に出られなった若手選手への言葉）

『ＫＡＺＵ魂のメッセージ　底力』ＰＨＰ


どんなに、順調に見える人であっても、好調のときもあれば、不調のときもある。
でも、後から振り返ってみると、その不調や苦しみのときの経験が、今に役立っていることは多くある気がする。
不調のさなかにある時は、それがいつまでも続くと思ってしまう。
でも、どんなに絶不調であっても、いつかは必ず上向く。
谷があれば、山もある。
谷にある時の過ごし方は自分の実力を磨き、基本的な力をつけることに使うこと。
高望みしたり背伸びして、無理に山に登ろうとすることではない。
不調の時はコツコツと実力をたくわえ、腐らずに待つこと。
そうすれば、いつか必ずチャンスはやってくる。
人生には時として、遠回りも必要かも(*^^*)