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いい話…小学3年生のドリルから

2011年08月29日 02:31

いい話…小学3年生のドリルから

【小学3年生のドリルから】


宮本 延春(みやもと まさはる)さんという、

愛知県高校数学を教えている先生のお話です。

先生をしているのなら、

小学校時代から成績はそれなりに優秀・・・

と思いきや、これが全くの逆だったそうです。

小学2年の時から「いじめ」にあい、

学校に行くことは苦痛以外の何ものでもなかったと・・・

中学校1年生の時の通知表は、

9教科オール1。

中学校卒業する時に書けた漢字は自分の名前だけ。

綴つづれた英単語は“BOOK”のみ。

算数の九九は2の段が言えるだけで、掛け算が全く駄目。

当然割り算も出来ず、分数計算などさっぱり分からない。

進学できる高校はなく、大工見習いとして働き始める。

16歳で母親を、18歳で父を亡くし、兄弟も親戚もなく天涯孤独の身となる。

それからしばらく職を転々とする生活が続く・・・

そんな宮本さんに、やがて転機が訪れます。

23歳の時、物理学者アインシュタインを紹介したテレビを観たことがきっかけでした。

「物理は面白い。自分も物理が勉強したい」

生まれて初めて持つ学習意欲でした。

しかし迷いもありました。

「23歳の自分が、今さら勉強して何になる」

自問自答を繰くり返した後、宮本さんは本屋に走りました。

しかし、

どの物理の本を開いても数式が出てきてさっぱり理解できない・・・

それでも宮本さんは諦めませんでした。

小学校3年生用の算数ドリルを買ってきて勉強を始めたのです。

23歳の青年が、小学校3年用のドリル・・・

24歳の時に宮本さんは定時制高校に通い始めます。

懸命に勉強を続ける宮本さんの姿を見た先生方が、

彼のサポートをしてくれて、

数学の先生は毎日、夜十二時まで彼の勉強につき合ったそうです。

そして、

難関の名古屋大学理学部物理学科に合格

その後、大学院博士課程まで進み、

自分の役割は、かつての自分のように「いじめ」や学力不振で苦しんでいる子供たちを一人でも多く救うことだと考え、

いま、母校の教壇に立っている。

音楽と技術が2で、あとは全部1・・・

それでもあきらめなかった!!

小学3年生のドリルからです・・・

私達は何だって出来る。

やるか?やらないか

やりましょう♪


「諦めんな、見限るな、てめえで勝手に終わらせんな、
同情されてーのか、ガキども!」

by西尾維新作家

このウラログへのコメント

  • なな♪ 2011年08月29日 23:21

    saru2さん:有難うございます無理な時は休んでるので大丈夫ですよ

  • なな♪ 2011年08月29日 23:24

    Tony21さん:こちらこそいつも有難うございます

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