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いい話…深い話かも…【傷は残っている】
2011年08月23日 09:12
【傷は残っている・・・】
ある作家は、次のような体験を語っています。
子供の頃、私はひどく短気で、そのためにしばしば怒りが昂じて、
残酷なことを言ったり、良くないとわかっている事をしたりしました。
ある日、私が遊ぴ友達に対して怒りを爆発させてしまい
泣いているその友達を家に送って帰ってくると、
父は言いました。
「おまえが怒って、思いやりのないことを言うたびに、
門の柱に釘を打ち込むことにしよう。
だが、おまえが、忍耐強くいて、
親切で優しい言葉を言う度に、一本釘を抜いてやろう」と。
数カ月がたちました。
その入り口を通るたびに、釘の数がどんどん増えているのが見え、
どうしてもその理由を思い出さずにはいられません。
そこで私はついに、その釘が抜かれるようにするのはチャレンジになるから、
最善を尽くしてやってみようと決めたのでした。
とうとう、待ちに持った日がやってきました。
最後の一本の釘を父が抜いてくれた時、私はそこらへんを飛び回りながら、
誇らしげに言いました。
「お父さん、やった、釘が全部なくなった!」
父が穴だらけになった柱をじっと見つめている様子が今も目に浮かびます。
父は、思慮深くこう言ったのです。
「ああ、確かに釘は全部なくなった。
だが、痕は残っている」
考えさせられるお話です。
このウラログへのコメント
深いですね。
考えさせられます。
人間は、そうやって成長していくのでしょう。生きることそのものが、その人の軌跡となるのだから
きさらぎ2さん:ですよね。普段使う言葉に私も気をつけなきゃ
legendさん:そうですね意識しなが生きて行かなきゃ
彩伽さん:ですね。私もキツイ言葉で未だ心に傷が残ってる物もあるしそんな想いしてる人沢山いるのかも
Tony21さん:こちらこそ有難うございます読みにきて頂けて嬉しいです
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