●女の子たち（4）

『あの、おれさ、今日宿ないんだけど・・』
『えっ、じゃあ、私のところに泊まる？』
『有難う・・でも・・いいの？』
『大歓迎ですよ。・・だけど、大阪だよ。』




大阪は些か面倒だな・・と思いました。私、明日の朝、取り敢えず神戸で仕事なので・・。かといって、こういうお誘いを断る勇気はありません。・・で・・こちらから提案。




『あのさ、君の家に泊めてもらえるのは・・正直凄く嬉しいんだけど・・。こんな案もあるんだけど。これから俺が、ホテルをとるから・・そこに、君も一緒に泊まる・・とか・・』
『うん、いいよ。私はそれでも。もっとお話したいし・・Hも・・』
『じゃあ。決まりね。俺たち最高だね。』・・最高にバカですね。




すぐさま、紹介所のNにTEL。近所で、イイ感じのホテル・・用意してよ。女の子ゲットしたから・・なんておバカな内容の浮かれた話に、Nは・・

『さすが！zzさん！！あてがあります。任して下さい。・・すぐ、折り返し連絡入れますから！』・・と、極めて誠実な対応。数分後・・
『zzさん、いいところが予約出来ましたよ。お店からも近いし・・。そちらを出る時、連絡下さい。私、車で迎えにいきます！』・・・N、良いやつだなぁ・・俺のこと好きなのかなぁ・・とか、もう、なんだか浮かれっぱなし。




と云うわけで・・Nに送迎をお願いして・・ホテルヘ向かいます。さて、ホテルでK・Kの謎が徐々に解明されて行きます。なるほど・・そういう子だったんだ・・という驚きの真実は・・明日のお楽しみ・・・