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「ビューティフル・ボーイ」レビュー☆

2019年04月23日 22:21

「ビューティフル・ボーイ」レビュー☆

ティモシー・シャラメ、スティーヴ・カレル主演他。すべてをこえて愛してるー成績優秀でスポーツ万能、将来を期待されていた学生ニック(ティモシー・シャラメ)は、ふとしたきっかけで手を出したドラッグに次第にのめり込んでいく。更生施設を抜け出したり、再発を繰り返すニックを、大きな愛と献身で包み込む父親デヴィッド(スティーヴ・カレル)。再生への旅はまだ始まったばかり・・・。父親と息子、2つの視点、2冊の回顧録を映画化。堕ちていく息子を信じ続けた8年間。ジョン・レノンの名曲が彩る、痛ましくも美しい愛と再生の記録。

9/10点!!ティモシー・シャラメの病んでく姿が、かつてのレオナルド・ディカプリオと重なりました。外見が似ているわけではないし、ティモシーはティモシーの演技スタイルがちゃんとあるので、やはり彼は凄い才能なのだと思いました。才能が静かにスパークしてた(*^^*)薬物の啓発映画ではないと言ってましたが、結果的に心震える啓発映画になっていて、終わり方が最高に響きました。劇中、「薬物にハマった段階で、その家族は喪に服しているようなもの」と表現していました。生きているのに救えなくて、毎日「今日死んでしまうかも知れない」と、死に駆け足の我が子を見ているしかないのは、相当な辛さだと思います。スティーヴ・カレルも好きな俳優ではなかったけれど、世界のすべてよりも愛しているのに、今の薬物をしている我が子は受け入れられないという葛藤矛盾が痛いほどに伝わる名演で、その親心にとても共感し、胸が詰まりました(;_;) 自然豊かな土地で素敵な家があり、天使みたいな弟妹たちがいて、家族も皆、自分を愛してくれているからこそ、心に大きな穴が空いている哀しさが際立っていました。薬物がその家族に与える影響ももの凄いのだなって。学校であらゆる薬物が手に入り、友だちから勧められる環境に大人たちが甘んじているのが、アメリカの最大の腫瘍なのだと思います(`Δ´) ティモシーも特に好きな俳優ではありませんでしたが、これは次作が見逃せないなという、皆が素晴らしい化学反応を起こしている作品です。2019年公開。

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