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「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」レビュー☆

2019年04月21日 00:12

「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」レビュー☆

コリン・ファレルニコール・キッドマン主演他。“彼”は4つの悲劇を用意した―。心臓外科医スティーブン(コリン・ファレル)は、美しい妻(ニコール・キッドマン)と健康な二人の子供に恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。スティーブンには、もう一人、時々会っている少年マーティンバリーコーガン)がいた。マーティンの父はすでに亡くなっており、スティーブンは彼に腕時計プレゼントしたりと気にかけてやっていた。しかし、マーティンを家に招き入れ家族に紹介した時から、奇妙なことが起こり始める。子供たちは突然歩けなくなり、這って移動するようになる。家族に一体何が起こったのか?そしてスティーブンはついに容赦ない究極の選択を迫られる・・・!全世界衝撃!!映画史に残る問題作!第70回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作。

6/10点!!命とは?絆とは?責任とは?をまたシニカルに描き切ったヨルゴスさんらしい作品。後半、張り詰めた場面なのに吹き出しそうになってしまったシーンが幾つかありました(^^;) 黒いドレス全身麻酔・・・(苦笑)ヨルゴスさんは笑わせるつもりはないのかなー?人間は滑稽で狡猾な生き物だよってことなんでしょうけど。スティーブンは最後まで自分の罪に向き合おうとはしないし、罪を被り皆を助けることさえできない。妻アナもあからさまな保身に走って子どもをスペア扱い。子どもたちは生き残りたいって気持ちはしょうがないような気がします。わからなかったのは、長女が自ら生贄を買って出たのは、マーティンに何か言われたから?ベースとなったギリシャ神話「アリウスのイピゲネイア」に合せると長女は生き残る方法があったのかなと想像しました。そして、その場合、誰を選んでも結局アウトな結果が待っているみたいな。マーティンはあれで救われたのだろうか?そもそも、マーティンの意思だったのか?スティーブンと麻酔科医の言葉のどちらが真実?謎が謎を呼ぶ展開のまま、静かにあたふたする家族をぞっとしながら見続けるみたいなお話です。マーティンが現れなくても、綻びはすでにあったというところが、マーティンがいなくなってももう手遅れなわけで、ささやいてくる悪魔は身近にいくらでもいるぞと言われているようで静かにひたひたと恐怖を感じる作品です。2018年公開。

このデジログへのコメント

  • まんかつ 2019年04月22日 10:36

    素敵な映画ですね♡

  • ユリ 2019年04月22日 13:26

    > まんかつさん
    はじめましてですよね(^^)コメントありがとうございます。ヨルゴスさんの独特な魅力にハマり気味です。

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