キリスト教の根本的な間違い

ユダヤ教徒イイ、
キリスト教徒イイ、
イスラム教徒イイ、

根っこはみ～んな、同じだ。

God、一神教の神を、中心に考え、イチバン早かったのがユダヤ教、
そこから、みんな派生し、枝分かれした。

ま、仏教が、奈良仏教や、平安仏教、弘法大師の密教、親鸞の鎌倉仏教、
後の、日蓮宗といった仏教に、枝分かれしたモノと同じだ。

ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も、だいた、6，7世紀前後に完成した。
西欧キリスト教はキリストを神として独自の進化をしたが、
ユダヤ教や東方キリスト教、イスラム教はキリストは人間、神の預言者とみなした。

ここに根本的な違いがある。
西欧キリスト教って、神＝イエス＝精霊の三位一体をとる。
キリストは神だから、絶対である。

イエスキリストって、ユダヤ教徒だ。
しかし、ユダヤ教徒がイエスを殺した。
で、キリスト教がローマ帝国の国教になってから全ヨーロッパに広がると、
キリスト教徒から迫害の憂き目に遭う。

ユダヤ人は全世界に散らばり、そこで土着する、
で、改宗するモノいれば、ユダヤ教を維持しても地元の婚姻で生活に密着する。

同じことは、中東でも全ヨーロッパでも起こる。
つまり、ユダヤ人とユダヤ人以外って、も、人種的に区別することはできない。

だから、人種的にドーあれ、
ユダヤ教を信仰するモノとヘブライ語を話すモノがユダヤ人。


しかし、残念なことに、迫害された結果、
ユダヤ教で神の約束の地パレスチナに、永住を求めようとする運動が18世紀から沸き上がってくる。

シオニスト運動だ。

それはそれとして、世界中に、特にヨーロッパに散らばってる、ユダヤ人？は
複雑に婚姻関係を地元で密着に結んで、おいそれと、ハイ、ソーですかとは、いかない。
神の約束された地であっても、今の、生活がある。

だら、シオニスト運動でパレスチナに移住するモノは、ごくわずかだ。

ユダヤ王国滅亡から2000年以上も経ってる、人種的に純粋なんてあり得ない。
そのあり得ないユダヤ人を神の約束された地といって、単なるイデオロギーで、
世界に散らばってるユダヤ人を強引に移住しようとするのは、
各地に根付いてるユダヤ教徒にとって迷惑な話である。


しかし、このシオニスト運動に、強力な、誠に強力な支援者が現れた。

ナチス、

だ。

ナチスの暴力な迫害で、だんだん、約束の地パレスチナに、移住した。
ナチスは戦争でフランスから東ヨーロッパまで、バルト海から地中海、黒海沿岸まで支配下に置いた。
で、根こそぎ、ユダヤ教徒狩をやった、
その数、300万から600万人ともいわれてる。

シオニスト運動ではじめからパレスチナに移住したユダヤ教徒は、
ナチスのホロコーストに遭ったユダヤ教徒を非難した。

だから、いったじゃないか。


しかし、移住したパレスチナには先住民はいる。

ユダヤ王国滅亡といって、世界に散らばったユダヤ人も、
当然、祖国パレスチナに踏みとどまるモノだって数知れずいる。
2000年以上の時間的経過とともに、
も、ユダヤ人もアラブ人も渾然と複雑に根っこのように絡み合ってる。

シオニスト運動で後から来たユダヤ教徒が、とーぜん、先住民、
ユダヤ人のDNAをもったパレスチナ人を圧迫する。

とーじは、中東は大英帝国の植民地だから、ユダヤ教徒のパレスチナ入植を後押しする。
シオニスト運動は大いばりで、約束の地パレスチナでイスラエル建国に邁進する。

連合軍によって、ナチスはボコボコこにフルボッコされる。

で、シオニスト運動家たちはナチスのホロコーストを大々的に利用宣伝して、
イスラエル建国を正当化する。


そして、ホントのユダヤ人DNAをもったパレス人を迫害、抹殺しようとする。

ホロコーストに遭ったユダヤ教徒は紛れもないが、
しかし、彼らはヨーロッパ全土に土着したユダヤ教徒で、シオニスト運動のユダヤ教徒とは別物だ。
シオニストは彼らにとって、迷惑なモノでしかない。

しかし、シオニストユダヤ教徒は土着ユダヤ教徒を攻撃する。


神の約束の地なんぞ、古びたイデオロギーに過ぎない。


イスラエル建国って、

西欧キリスト教徒がキリスト殺しユダヤ人をあるところに隔離するって、コトじゃないのか。


キリストを神とした西欧キリスト教に、根本的に間違いがあると思ってる。



それまではユダヤ教もイスラム教も東方キリスト教も、

み～んな、仲良く暮らしてたのだ。