- 名前
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- 年齢
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- 住所
- 奈良
- 自己紹介
- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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「人並」自慢
2014年05月11日 21:20
学年ビリ。同い年の全クラス総合で、自分が最下位。
なったこと、ありますか?
私はあります。
幼い頃の私は、正に正に、のび太でした。
そんな私を見かねて母が、
「うわっ。この子って、何の取り得もあらへんわ。こらアカン。何か、こう、
自信の拠り所になるもんを作ってやらんと。思春期、そして大人になった時、
どんなに落ち込むかわからん」
と思って、たまたま近所にあった某所に私を叩き込み……
(以下、過去ログ「美容と健康と武士道と」参照)
これについては、母に大感謝してます。ほんとに、これがなかったら学生時代の私、
どうなっていたか。今も、自分を支えてくれる大きな柱になってます。
それはそれとして、幼少期の私の話。
のび太といっても、国語算数理科社会の成績は、そう悪くはなかったです。
じゃあ何が? というと、実技科目の類です。
図工、技術家庭、音楽、そして体育。
これらは、何もかも壊滅状態でしたねえ。はい。そりゃあもう。
思い出します。クラス全員で、卓球のリーグ戦をやった時の私ぁ、
「全敗してる人に、一勝をプレゼントしてあげる人」
でしたよ。あっはっはっはっはっ(涙)。
そして。小5の時のマラソン大会。
私の学校は坂の上にありました。その坂を上りきり、校門をくぐり、
校庭をまっすぐ貫けばゴールイン、だったのですが。
坂を上りきり、校門をくぐる。その後、校庭をまっすぐ……のところで抜かれて。
マラソン大会で学年ビリ。やっちまいましたよ。
で。
流石にこれはあんまりだぞ私! と奮起して、毎日走りこみました。
で。
高校からはマラソン大会がなく、中3は受験に配慮してか、これもマラソン大会なし。
なので中2の時の、我が人生最後のマラソン大会にて。
私の成績は……134人中の……………………69位! ほぼ、まんなかっっっっ!
嬉しかったですねえ。いや、四半世紀が経った今でも、過去形にならないぐらい、
「嬉しい」記憶です。
もちろん。
134の中で69、ほぼ中央、ですから。人並ですよ。
本来、こんなのは自慢できるものではありません。
でも。
小学校からそのまま上がる、中学校でのことです。
3年前、私を易々と抜いて行ったであろう何十人もを、あの時の私は抜き返したんだ、
と思うと。……やっぱり嬉しいし、自慢したくもなってしまいます。
というわけで。
これが私の、「人並」自慢です。
次回は、ちょっと今回に関係ある話。「アホのマラソン」です。
このデジログへのコメント
ずばぬけてるのも素晴らしいけど、なんでもほどほどがいいんですよね~(^o^)
文才あるって素晴らしい
「最下位→人並み」凄いと思います
そこには、人並み外れた努力があったのででしょうから。
> はぎんちょさん
デザイン関係がある「絵」と違い、「文」は仕事にするのが
キツいんですよね。ライターとか記者とか、東京ならたくさんあるのですが。
> eriさん
ありがとうございます。跳び箱、縄跳び、逆上がり、縦笛などなど、
どれも並の人より時間がかかり、苦労しましたが、
今となっては良い思い出です。
逆上がりや跳び箱が特にそうでしたが、
「成長を実感できた瞬間」のシアワセ感は
格別ですよね~。
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