デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

言葉の拘り その4「ケータイ」←私は使いません

2014年05月07日 21:17

言葉の拘り その4「ケータイ」←私は使いません

だって、考えてみて下さいよ。

「農」業 「協」同 組合……「農協
「国」際 「連」合   ……「国連

「ファミ」リー 「コン」ピューター……「ファミコン
「ドラ」ゴン  「クエ」スト   ……「ドラクエ

略称というのは、普通はこうです。飛び飛びで字を拾います。
農業協同組合」の、アタマだけをとって「農業」なんて
言いませんよね。農業の、何? ですよ。意味不明です。

ファミリーコンピューター」の、アタマだけをとって
ファミリー」なんて以下同文。

さて。
携帯電話」……もう、何を言いたいかわかりますよね。

「携」帯 「電」話 ……「携電」

これが本来、正しいはずです。アタマだけを取って「携帯」なんて
言われても、携帯の、何? ですよ。携帯食料、携帯燃料、携帯武器……

だもんで、「携帯」「ケータイ」は、私は日常生活において、
言いもしないし書きもしません。「携帯電話」「電話番号」としっかり言います。
本当は「携電」「携電番号」と言いたいんですけど、流石にそれでは相手に通じない、
というのは理解してますので。

どうして「携帯」「ケータイ」なんて、変な略称が定着してしまっているのか。

以前職場で聞いた説によると、「携帯電話」なるものが世の中に普及し始めた頃のこと。
製品ですから、売り込むためにガンガン宣伝していました。
携帯電話という商品のウリは、なんといっても「据え置きではなく、持ち歩けること」。
すなわち「携帯できること」です。だからそれを、連呼していた。

「この電話は、なんと携帯できるんです! 携帯できる電話です! 携帯ですよ携帯!
 凄いでしょう! なんたって携帯ですからね、携帯!」

こういうノリのCM・チラシが乱舞した結果、「携帯」が人々の意識に刷り込まれてしまい
(もちろん無自覚な内にですよ)、後は日本人伝統の、カタカナ言葉崇拝主義によって
カタカナ訳された結果、「ケータイ」なる言葉が生まれたと。

まあ、言われてみればスジは通ってるんですが。
だから「理解」はできます。しかし「同意」はしません。
むしろそういう、マスコミの作った流れに乗せられてしまうってのが嫌いですし。

仕事上とかで、相手に合わせざるを得ない、やむをえない時は仕方なく
言ったり書いたりもしますけどね。プライベートでは別です。

私は、「ケータイ」を、絶対に使いません。

このデジログへのコメント

  • はぎんちょ 2014年05月07日 22:08

    携帯が、がっつり普及してしまってるからですよね。友人も「携帯ないと生きていけない」って言ってます。

  • けーでぃー 2014年05月08日 21:52

    > はぎんちょさん

    ミナミの帝王の第一話では、
    「携帯電話でっか! よろしおまんなあ。高おましたやろ」
    だったのに。物凄い早さで世の中が一変しました。
    私の過去ログ「ジェネレーション~」の通りです。

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

けーでぃー

  • メールを送信する
<2014年05月>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31