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成程話:モノマネではなく挑戦を
2013年02月16日 20:21
イトーヨーカドーグループCEO、鈴木敏文氏の心に響く言葉
日本の小売業でも飲食業でも、物事を自分で考えずにモノマネしたがるという傾向がいまでも続いています。
いってみれば自分で考える力がないからモノマネをしたがるのです。
今は亡きソニーの盛田昭夫さんの言葉に[挑戦と努力]があります。
ソニーが他の日本の家電メーカーと違って、あれだけ世界に向って飛躍できたのは挑戦があったからです。
他の企業の多くはモノマネ型だったのに対して、ソニーはそれをしていませんでした。
昔のように同じ柳の下に二匹目、三匹目のドジョウがいた時にはモノマネ型でも通用しました。
しかし、今は他人がやっていない新しいことに挑戦し続けなければ成長しません。
新しいことに挑戦するのは相当な努力が必要になります。
リスクがあっても常に昨日のやり方とは違うことに挑戦し続けなければならないからです。
結果として失敗したとしても、本人および組織にとってよい勉強になります。
前向きな仕事として行なったことに対して、決して責めてはいけません。
責任を負わせ、責めていたら、前向きの挑戦は生まれません。
仕事には積極的な姿勢が必要です。
消極的な姿勢では仕事にはならないのです。
『鈴木敏文 考える原則』日経ビジネス人文庫
[僕達はエンジニアじゃなくて芸術家なんだ](スティーブ・ジョブス)
もし画家が過去の名作をマネして描いたらそれは模写という。作家だったらそれは盗作。
ビジネスの世界だけ昔から物真似が横行していたが、現代は物真似では食べてはいけない時代となった。変化のスピードが激しくなり、1番手の本物は生き残るが、2番手以下の偽物はすぐに陳腐化する。
真に革新的な商品とは[初めて見たけれど、こんな物が欲しかったんだ!]と人に衝撃を与える物。
人は人生というキャンバスに思い思いの絵の具を使って自分だけの絵を描き続ける芸術家。
物真似ではない、自分独自の人生を歩んでみたい。
このウラログへのコメント
ハードもソフトもオリジナルな発想や発明開発が無いと生き残れません
メーカーで仕事してるもので尚更です
りぶらさん:そうなんだ!仕事柄身近に感じる機会も多いのかな?
ロックフィッシュさん:私も色々頑張ります
そうですね
業界トップメーカーですが
新製品出しても直ぐに同じような製品が
他社から出てきました
りぶらさん:まねされちゃうとまた次を出さなきゃいけなくなるからメーカーさんは厳しい世界ですね
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