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印象的な話:インドに伝わる寓話
2012年11月09日 09:46
インドに伝わる寓話♪
昔、ある王様が自分の後継者を選ぶ為に、3人の王子達を呼んでこう言いつけました。
[お前達の宮殿を1週間以内に何かでいっぱいにしてみよ。ただし、使える費用はコイン1枚だけだ]
3人の王子達はその無理難題に頭を抱えました。
3人とも大きい宮殿に住んでいましたし、コイン1枚では買える物も限られています。
一体どんな物で大きな宮殿を埋め尽くせばいいのか。
さて、王子達はどんな策をとったでしょう。
1週間後、王が王子達の宮殿を検分する日がやってきました。
一番目の王子は、コインで安いワラを買い集めて、宮殿に運び入れていました。
でも、ワラは広い宮殿の3分の2までしか埋まっていません。
これでは条件をクリアしたことになりません。
王は不満顔で次の王子の宮殿に向かいました。
二番目の王子は、なんと町中のゴミをかき集めて、ゴミで宮殿をいっぱいにしていました。
ゴミなら費用もかかりませんし、いくらでも集められると考えたわけです。
しかし、いくら条件を満たしたとはいえ、折角のきらびやかな宮殿を汚いゴミの山にするとは言語道断。
王はあまりの強烈な臭いに眉をひそめ、益々不機嫌になって宮殿を後にしました。
三番目の一番若い王子がやった事はちょっと変わっていました。
宮殿にモノを運び込むのではなく、宮殿からありとあらゆる物を運び出し、宮殿内の壁や床をピカピカに磨き上げていたのです。
王は夜になって、三番目の王子の宮殿を訪れました。
広く静まり返った部屋の中には何ひとつ物がなく、ただ、それぞれの部屋や廊下の燭台に火が灯され、その光がピカピカの壁や床を照らして神秘的な輝きを放っていました。
王は王子に言いました。
[何という荘厳な美しさだろう。だが王子よ、余は何かで宮殿をいっぱいにせよと申しつけた筈だ。その約束は一体どうなったのじゃ]
王子は微笑みながら答えました。
[いえ、王様、宮殿内はどこもかしこも灯りで照らし出されています。私は光で宮殿をいっぱいにしたのです]
その答えに王は満足し、この三番目の王子を後継者に決めたということです。
[大富豪インド人のビリオネア思考]
サチン・チョードリー著
フォレスト出版より
常識に捕らわれない発想が大切なんだと著者はいいます。それにしても[光でいっぱいにする]という発想が浮かぶとは素敵です♪
因みに私はその時王様が来るのがわかっていたと思うので、王様を一目見たい人、会いたい人、意見を言いたい人等を募って、[人の想いでいっぱいにする]なんて考えてました。
情報があっという間に広まる時代。良い物もすぐに類似品が出て真似されます。だからこそ、沢山学んで真似したり真似されたりしながらも、新しい発想を生む人が一歩先に行くのだと思います。発想、大切だね♪
[人の意見はまず感心して聞く心を持つ。そこから何かヒントも得られ、新しい発想も生まれてくる]
by松下幸之助(松下電器産業創業者)
このウラログへのコメント
私は空気で一杯。
面白そうなので思わず立ち止まりました。
良い発想ですよね
野の花を入れて、良い匂いで満たすしか浮かばなかったな
家政夫はみたさん:それも素敵だと思います
松山市の河内人さん:有難うございます
-Q-さん:そうかもしれない
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