- 名前
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ネットの印象的な話:親ってのはただ
2012年09月27日 09:16
母のお腹を殴った記憶がある
小学校5年生の時の、確か授業参観日だったかな
体育の授業で、親も参加してのドッジボールで、
ルールは
・親に当たっても退場しない
・子に当たったら親と一緒に退場
・外からボール投げるのは子だけ
・復活なし
って感じだったかな?よく覚えてないや
今考えると俺の母は太った体で俺のことを守ってくれてたんだな
でも当時の俺には邪魔してるようにしか思えなくて、緩いボールがきて俺がキャッチしようとしてるのに立ちふさがる母
そんでね、取れなくて悔しくて握った拳をね、母の腹に叩き込んだ
その時母は僅かに顔を歪ませながらにっこり笑って
[御免ね]って、言ったのよ
その日以来母に親孝行はしてきたつもりだった
んで先月なんだけど
小4の息子に八つ当たりのように腹殴られたのがゲロ痛かったのね
肉体労働のこの俺が。
でも本当に痛かったのはあの思い出の方で。
それと[親孝行してきました]なんてツラ下げて生きてきた俺の姿を思い返してホント吐いた。嗚咽したよ
息子びびってたね。
でも思春期になったらコイツ俺のことナメて来るんだろうな
その時俺はどうするかわからんが、あの時母はにっこり笑ったんだったな
母はまだ元気だ
でも、過ぎた日を取り戻す親孝行なんてできない
母生きてんのに生きててくれてんのに。だからこの辛さを一生胸に刺したまま母とこの体に流れてる血と、してこの血脈を継いでくれた妻と息子の幸せを一生懸命考えるよ
ってなことを丁度思ってた所でしたよ
自分が赤ちゃんの頃色々して貰っていたと思うと本当に感謝しかありません。
[親ってのはただ、子供を信じてやればいい。たったそれだけそこに価値がある]
by岸本斉史(漫画家)
このウラログへのコメント
-Q-さん:そうだね
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