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プレゼント

2010年11月14日 21:38

今日はこういう話です。
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     とろけるほど気持ちよく

 もうすぐ彼の誕生日
私の部屋で食事をして、それからホテルでお泊まりするのが私の計画。

 プレゼントは彼が欲しがっていた限定モノの写真集
ネットでようやく探し出したものに丁寧にラッピングをしながら、彼の喜ぶ顔を想像して私は幸せな気持ちになった。

 気に入ってくれるかな?

 思いを込めながらカードも添える。
リボンを結びながら私は考える。

 誕生日なのにこれだけでいいのかしら?

 何か物足りない気がする。タイピンか何かをプラスしようかな?
 誕生日までまだ日にちがあるんだからもう少し考えてみよう。彼の喜ぶ顔が見たいからこそ悩んでしまうし不安になる。

 そしてとうとう誕生日の前日。
私は買ったばかりの下着を着けて鏡の前に立った。

 ピンク色の薄い生地のベビードールの下には
お揃いのブラとパンティ
アクセントにはガーターベルトと彼好みの黒いストッキング
彼の手がそこに触れると思うだけで体が熱くなってくる。

 私が考えたもう一つのプレゼントは私。

 そう。私自身を使って彼をとろけるほど気持ちよくしたい。
これって彼女である私にしかできないプレゼントでしょう?
私にしかできない、って思うだけでキュンと幸せな気持ちが溢れる。

 準備はできた。あとは明日になるのを待つだけ。
私はいつもよりも時間をかけてお風呂に入った。
デリケートゾーンのケアもお肌のケアも入念に、入念に。

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 早く、早く。抱きしめて。

 そして彼との歳の差がひとつ開いた。
私はちょっとお洒落なプレートディナーと
彼の好きな苺のショートケーキを用意した。

 チャイムが鳴るころには私自身も身支度ができていた。
ワンピースの下はもちろん彼へのプレゼント

 ドアを開けると、仕事帰りで少し疲れた彼の姿。
くたっとしたスーツが少しセクシーに見える。

 彼は料理をみて感嘆してくれた。
食べていても、おいしい、とキスして私を抱き締める。
私はどんどん彼が欲しくなってくる。

 それでもホテルまでは我慢。
広いお風呂でゆっくりと彼を愛したいから。
ケーキを食べて、二人で写真集をながめる。

 もう我慢できない。
私は思わず耳元でささやいた。

プレゼントはこれだけじゃないの。外、出よ?」

 私のガーターに気づいてたのかな?
彼はいたずらっぽく笑うと私の頭をポンとたたいた。

「もう我慢できひんの?」

 彼の言葉に私はうなずくだけ。
早く、早く。抱きしめて。キスをして。

 私たちはそれからすぐにタクシーホテルに向かった。

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 セクシーに、そして挑発的に…

 エレベーターの中で彼がキスをしてきた。
彼の手が私の腰を抱き寄せる。腰に感じる彼の硬くなったモノ。
我慢してたのは私だけじゃなかったのね。
私は心の中で微笑む。

 部屋に入ると彼はさらに深く熱いキスをくれた。
彼の手が私の敏感な場所に伸びる。そして私は思い出した。

 ダメ。
今日は私はしてもらうんじゃなくてしてあげるの。

 彼の手の動きをとめると、彼が驚いた顔で私を見る。
私は驚く彼を制して服を脱がせた。

 下着をおろすと彼のモノがそそり立つ。
私は夢中でしゃぶりついた。
いつもよりも大きくて硬いそれは敏感に脈打つ。

 舌と指で身体中を愛撫すると彼は気持ちいいと体をよじらせる。
彼の身体中に力が入る。
そして、口の中に熱いものが広がる。
熱くて、彼が生きている味がする。

 柔らかくなったそれを丁寧に優しく舐めて、彼のお腹にキスをする。
彼の手が優しく私の髪をなでる。

 私の敏感なところは彼を求めてどんどん過敏になっていく。
起き上がると、彼が私を目で追うのを感じる。
見つめあってお互いの気持ちを確認しあう。

 私は彼から視線を外さないで服を脱ぎ始める。
セクシーに、そして挑発的に。

 ファスナーを下ろし、足元にワンピースが落ちた瞬間、
彼があっ、と言って起き上がった。

 これがもう一つのプレゼント

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「入れてほしいか?」

慣れないガーターを着けた私は彼の視線が急に恥ずかしくなる。
真っ赤になってうつむいた私を彼は舐め回すように見つめる。

「今日は、だからそわそわしてたんや?」

 立ち上がって私を後ろから抱きかかえ、
そのままベッドに倒れ込むと彼は耳元でささやいた。

「いつから濡れてたん?こんなに濡れてる
聞いてみ、いやらしい音」

 敏感なところを指でかき回され、私は何も言えなくなりそうだった。

「入れてほしいか?」

 彼は、私の足をさらに広げさせる。

「入れて。私もういっちゃうよ」

 彼を見るとニヤッと笑う。

「まだあかん。セクシーな姿もっと見せて」

 彼は急に、私の中から指を抜く。
彼の目線が大きく開いた足の間に移る。

「もうパンツが冷たいんとちゃう?」

 そう言うとキスをしながら、私の下着を脱がす。
恥ずかしくて彼にしがみついたけれど、彼は私をイジメる。

 どんどん気持ちが昂って、体が敏感になっていく。
また感じ始めた彼のモノに触れる。

 熱い。

 ゆっくりと彼は私からすべてを脱がせていく。
私の体には彼からプレゼントされたペンダントだけ。

 濃厚なキスをしながら私たちは抱きしめあった。
彼の熱くて硬い体。私の中に静かに力強く入ってくる。
徐々に激しく、深く深く。
力を抜いて見つめあってキスをする。また激しく奥まで突く。
そして二人で絶頂を迎えた。

 彼の背中に腕を回すとじっとりと汗ばんでいる。
胸の上には荒い呼吸の彼が顔を伏せている。
彼を愛しいと思う気持ちが強くなって私は思わず強く抱きついた。

プレゼント気に入った?」

 つながったまま私は訊いた。

「最高やわ。最高の誕生日やわ」

彼は私をぎゅっと抱き締めた。

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 如何でしたか、こんなプレゼントをされた方はどれだけいるのでしょう?

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