あなたは男で私は女…☆*:・°★:*:・°☆:*:・°

「こういう風に作られている」とあなたは言った。
「こういう風に作られている」と私も思う。
人はそれぞれ、森の中の一本の木、
大海の中の個々の島々だけれど、
あなたは男で私は女☆*:・°★:*:・°☆:*:・°

能動と受動と、二つの好みがあるとするなら、
私は絶対に後者だと思うの。
あなたが私の体の、小さく深い窪みを埋めようとするその瞬間、
私の中ではいつも、感謝の鐘が響きわたる……。
永遠に探し続けるパーツが、やっと見つかったような気がして、
不思議な安心感が、歓喜に変わるの。
満たされるとはこのことなの？
…私はとても単純で、あなたはその単純さをいつも愛でてくれる。
「お願いずっとこのままでいて…」
足りないパーツに満たされた歓喜は、
文学少女のような言葉を私に吐かせる。
「こういう風に作られている」と、もう一度私に言って！
このことは自然の摂理なのだと…。
文学少女ではすぐにもの足りなくなって、
このひと時の逢瀬だけは、淫らに堕ちようとする私がいるの。
だからこのことは、自然の摂理だと、念を押してね。
お互いの腕の中では、欲情と快楽が当たり前のことなのだと、
私の耳に、痛いほどに告げてね。
あなたの言葉で、恥辱を快楽に変えてしまえる私だから☆*:・°★:*:・°☆:*:・°