- 名前
- 麻美
- 性別
- ♀
- 年齢
- 48歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 普段はおとなしく慎ましい私なんだけど、男性の前で洋服を脱ぐと、ガラリと変わるらしい。...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
一国を傾ける存在で…☆*:・°★:*:・°☆:*:・°
2006年06月04日 00:27
あなたのその指が、私という肉体の上で、千の物語を綴り始める。
あなたのその唇は、古代の音色を甲高く奏でる私という弦の上にある。
綴られた物語は、決してハッピーエンドには完結しないことを、私は毛頭承知です。
官能と、ハッピーエンドとは、相容れないものだもの。
違った種類の、歓喜だもの☆*:・°★:*:・°☆:*:・°
そんなに甘く囁くのは、私への気遣いなのでしょう？
せめてその度のひと時の逢瀬を、薔薇の花で飾ろうとしているのね。
ありがとう、うれしいわ。
だから私はずっとずっと、あなたの危うい存在でいたいの。
一国の女王に、自分がなることよりは、
一国の王に、その国を傾けさせる存在でありたい。
私の体の中の、ざくろ色した小さな海へ、
罪なあなたを溺れさせてしまいましょう。
「震えるほど愛おしい」と、あなたは言ったから、
私は背を、弓なりに反らす。
私を奪って、惜しみなく奪って…
ただし、一国を、傾ける覚悟でね。
私は何一つ、あなたから奪いはしないのだから…。
私の体の二つのボタンが、私を急速に溶かしてゆく。
白いシーツの上で、
私は両手を高く掲げたバレリーナになるわ☆*:・°★:*:・°☆:*:・°
このウラログへのコメント
その覚悟が必要と言うなら 喜んでお受けしましょう．．．．毒でも飲みましょう。
そう言えば 仰る通りでしたね。どうすれば奪えるのかな．．．．．
あなたのざくろ色した小海の中で、わたしの鼈甲色した小亀を自由に遊ばせて欲しいのです。
コメントを書く