あこがれ77

この人とてもタフです
前回もそうですが、あれだけの回数をしても少しの休みで回復します
これでは、一人では足りないよね
プレゼントのお返しに、骨董品のワインの栓抜きを翌朝贈りました
副支配人に頼んで、何とか時間外に手に入れて貰った品

「どんなに縛っても、すり抜けるつもりね？」
「解った？」
｢頭が切れて、行動力があって、セックス最高。　本物の男ね｣
「何故、誰が貴方を私の前に連れて来たのよ」
「やっと見つけて巡り会えたのに、全然こっちを向いてくれない。　自由にならない」
離してくれず、遅刻しそうになりました


クリスマスのパーティに、ジョンとシルヴィアから招待されました
ジョンにはクリスマスは関係の無い筈
夫婦揃って正当なユダヤでは無いらしい
親がそうなだけと聞き納得しました
当然美咲も行きたがりますが、送って行った時にご両親にその事を話し、帰りが何時になるか分から
「長谷君が一緒で送って貰えるなら、時間は気にしない」　と、お父さん
「本場のクリスマスの良い経験になる」　と、これはお母さん
それならと決定です

当日の招待客は１６名でホストを入れ１８名です
私達が会った事のないのは５名のみ
ジル夫妻、マリー夫妻、ハル・ベリー夫妻、蚤の夫婦それにケントが参加です
タイにカクテルドレスで顧客は居なくて、友達ばかりなので気は楽
シルヴィアから全員のプロフィールがメールで届き、プレゼントを美咲と相談しました

女性には、浴衣セットと扇子
男性には甚平なのですが、大きなサイズを探すのに苦労しました
それにと団扇
部屋着には、最高に喜ばれた経験から決めました
美咲はシルヴィアには輪島塗のお箸セット、ジョンには有田のマグカップのセットも
ケントには西陣織のメガネケース


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