あこがれ83

３０日の飛行機で帰省
兄夫婦も今日帰って、祖父母と８人で楽しい夕食でした
美咲の性格で義姉の可奈さんとも直ぐ仲良くなります
兄と会うと開口一番
「充貴さんにそっくりですね」と言う

婚約祝いの食事の話題は、当然我々の話
出逢いの痴漢の話を、美咲が面白おかしく話します
４人全員が手を叩いて大喜び
父も母も二度目ですが、前回は結果だけで面白くはなかった
それに比べ今日は、二人の掛け合いも手伝い面白い


全員が風呂も済ませて、女三人は掘り炬燵
男三人は少し離れたソファで、飲みながら話します
「兄さんが外国人と一緒なのを、今月帝国で聞いたけれど」
兄はそのロシア人の素晴らしさを、面白く話してくれました
酷い話ですが誰も女性を蔑む事はせず、とても大切にします
ただ、一人では駄目なだけで、家庭は一番大事にもします
それでも身勝手な酷い話に変わりはないのですが、それは本人が一番知っている

「今、何人？」
「定期が三人、不定期は十人以上」
「１０年以内に枯れる」
「お前とは出来が違う」
と言いながらも、何か考えていました

１２時になろうとする時、そろそろ寝る事になり客間に
ダブルサイズの布団と、普通の布団が並ぶ部屋
枕元には、ティッシュと屑篭、それにコップと水
小さな冷蔵庫の中には、色んな飲み物とおつまみ
テレビとステレオのセット、浴室とトイレ・洗面台も付いている


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