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「何者」レビュー☆

2016年10月17日 23:23

「何者」レビュー☆

佐藤健主演他。ひとつの部屋に集まった5人の男女。大学の演劇サークルに全力投球していた拓人佐藤健)。拓人がずっと前から片想いをしている瑞月(有村架純)。瑞月の元カレで、拓人ルームシェアをしている光太郎(菅田将暉)。拓人たちの部屋の上に住んでいる、瑞月の友達の理香(二階堂ふみ)。就活はしないと宣言する、理香と同棲中の隆良(岡田将生)。理香の部屋を「就活対策本部」として定期的に集まる5人。それぞれが抱く思いが複雑に交錯し、徐々に人間関係が変化していく。「私、内定もらった・・・。」やがて「裏切者」」が現れたとき、これまで抑えられていた妬み、本音が露になっていく。人として誰が一番価値があるのか?そして自分はいったい「何者」なのか?いま、彼らの青春が終わり、人生が始まる―。友情、恋愛、就活、裏切り・・・。リアル過ぎる彼らの青春の行きつく先にあるものとは!?まだ誰もみたことのない超観察エンタメここに解禁!!

5/10点!!原作読んでます。協力がTwitter、インスタ、LINEというスマホ世代に向けた映画だなぁと思いながら観てました。ワンシチュエーション(違うけど)、ヤスタカさんの音楽、舞台との融合、達観的な先輩の言葉、若い子は好きですよね。原作同様、最後に小さなどんでん返しが用意されていて、もう答えじゃない?ってくらいあからさまなヒントが散りばめられているのですが・・・。自分ときちんと見つめ合って律しても、それで内定が取れるわけではないし、内定が取れて会社に入っても「何者」かになれるとは限らない。光太郎みたいに自分の人生の主役は自分と据えられて、人生を謳歌出来るのが理想ですけど、夢や目標が見つからない人生もたくさんある。でもだからといって、自らの闇に吸い込まれて、チャンスの光りに気付けなくなっていたら一生楽しくなれないし胸を張れないというのがわかる作品でした。瑞月が、もがきながらも必死に前を向こうとしている姿は格好良かったです。有村純ちゃんの感情が溢れる演技は素晴らしかったです。痛いってわかってて壊れそうでも踏ん張る理香もかっこいい。拓人は、一度演劇で人の注目や称賛を経験してしまっているので、他人や言葉や状況を斜め上からシニカルに見がちですが、その鋭さから自分への批判は全て、そうだったかも知れない自分、ギンジへと向かってしまっています。原作は、理香の部屋での5人の気まずい会話のやりとりがもっとあって、そういうのをもっと見せて欲しかったです。光太郎と隆良なんか一見さんみたいな感じで描かれちゃってました。しかし、瑞月の「(本音言っちゃったから)もう部屋に行かれない。」って・・・、むしろ就活で1分も無駄に出来ない時期に本音を一言も話せない場所になんか行きたくないですけど!(爆)特に親しくもない知人くらいの人に「ツイッターで見たんだけどさー。」なんて切り出されてらストーカーかと思って怖いですけど、今の子は違うのかな?拓人と理香の対決は、理香の性格上出来ないですけど、ふみちゃんのもっとドロドロした感情を佐藤くんにぶつける演技対決が観たかったです。ラストはもう少し晴れやかでも良かったかなと思います。2016年公開。

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