- 名前
- 鬼六
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 本を読んで、初めて泣いたのは「フランダースの犬」、初めて反感を持ったのは「走れメロス...
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女子高生に抱かれ、息絶え絶えの私は。
2006年01月22日 23:48
昨日はまるで雪国にでもいるような雪。雪。雪。
いつまでもいつまでも降りやむ事無く降り続けた。
その雪も今日はやみ、
路面は所々テカンテカンに凍っていて、
気を付けて歩かなければ滑って転んでしまいそう。
こんな時決まって思い出すことがある。
高校時代、
そのとき私は学校へと、したすら走っていた。
その日も前の日の雪で路面はテカンテカン、
しかし、今日遅刻すると連続5日間で自己新記録になってしまう。
急がなければ。
私の高校へはそばにあるS女子高を通り抜けなければならない。
もっさりもっさり歩く女子高生の群れ。
邪魔だぁ!
もたもた歩く女子高生を通り抜けようとしたその瞬間
私は凍った路面に足元をすくわれ、見事に宙を舞った(と思う)。
私はしたたかに後頭部をうちつけた。
そして一瞬、気を失ってしまったようだ。
私は一人の女性に頭を抱えられていた。
気が付くと女性の群れが私を上から見下ろしていた。
上から覗く、影で真っ黒にしか見えない女の顔。顔。顔。
私はしたたかに頭をうちつけたことも
一人の優しい女性に頭を優しく抱えられていたことも忘れ
すくっと立ち上がり、また学校へと駆け出したのでした。
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