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「ロリータ」のウンチク

2006年01月21日 12:11

「ロリータ」のウンチク

今回は
ここでちょっとロリータなるもののウンチクを。

ロリータは19世紀ロシアからの亡命作家ウラジミールナボコフ
小説から生み出された少女愛称です。

あらすじを紹介すると
ある日この物語の主人公であるハンバート・ハンバートロリータをみそめ
彼女に接近したいが為に、ロリータ母親シャルロット結婚します。
ロリータ母親事故で死んだ後、
ハンバートロリータを連れて車でアメリカ中を放浪することにします。
ハンバートは募る欲望を抑えきれなくなりとうとうロリータ性的関係をもち
罪の意識にさいなまされながらもさらにロリータを愛します。

しかしロリータはハンバート監視に耐えられなくなり劇作家のキルティのもとへと逃げていきます。
ハンバートはいなくなったロリータ狂人のように探し回るのですが見つかりません。

数年後、彼に届いたロリータからの手紙で、子をみごもっていることを知らされます。
ロリータに再会したハンバートは、彼女の夫がキルティではないことを知り見当が外れながらも
彼女に対する愛が変わらないことを認識し、ロリータにまたいっしょに旅をしようといいますが、
あっさり断られます。
そして彼からロリータを奪った劇作家のキルティを射殺しに行きます。
彼は、牢獄でこの回想を手記として書き上げた後、病気で死んでしまいます。

ざっとこんなお話です。

教養があるかどうかは別として)
中年男性がローティーン少女に異常な性愛を抱くあまり、
遂には身を滅ぼすという衝撃的な内容から、

登場する少女愛称である、「ロリータ」は

幼い少女への性的な言葉として一般化してしまいました。

2度も映画化されています。

(ちなみに、わたしもリメーク版を見ました。
このような内容を知らなかったせいで、
借りるときはAVよりも妙に恥ずかしい思いをしました。)

本当は、「狡猾で小生意気で口の悪い、蠱惑的な少女」という意味の「ロリータ」は

日本の漫画文化と融合して、ロリコン文化が出来てしまったようです。

最近では「萌え」という文化まで発展させてしまい、

いまや、「ロリコン」 は、海外でも通用する日本語

になってしまったようですが、

ありがたくない日本語ですよね。

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