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ロリータ娘の誘い

2006年01月15日 23:25

ロリータ娘の誘い

この物語りは私が20代へ突入した時期、始まります。

学校帰りアパートの部屋の近辺まで戻った時
小学生低学年ぐらいのかわゆいコが笑いかけてくる。
こんなコ、私には見覚えもなく
一瞬後ろを振り返る。
しかし
彼女が微笑みかけているのはどうも私らしい。

一瞬とまどったが
相手が幼女なこともあり、こちらからも、微笑返し。

「どうかしたの?」と問いかけると

「良くこの道、通るよね。」

どうも、私のことを見知っているらしい。
続けて「なんか、とても寂しそうに歩いていたから。」

確かに今日は代返にしくじって、教授からひどく叱られて気分が滅入っていた。

気分転換の為に本当ならば友達たちとパァッと憂さ晴らしでもするのだが

バイトがあり今日もサボってしまうとさすがに「クビ」になりそうなので

用意の為に一度部屋へ戻る、その帰り道だった。

「先生に叱られちゃった。」

その返事が気に入ったのか、

「先生って怖いよね。」と彼女

なんとなくそれで打ち解けて

二人して公園へ行くことになった。

近くにこじんまりとした公園があって

彼女としばらくお話をすることになった。


わかった事は

彼女は小学2年生で名前は「奈美」ということ。
一人っ子で、母親専業主婦でいつも家にいるらしいこと。
それと、私の帰る姿を良く見かけていたらしく、

どうも私は彼女ナンパされたようだということ。


子供は決して嫌いではないし、
バイトの時間調整の意味もあったから
少々一緒に遊んであげた。
そろそろバイトの時間もあるので切り上げて
彼女を家まで送っていくことに。

彼女を送ってそこでサヨナラをするはずが、

家の前で彼女母親が怖い形相で待ち構えていた。

「何なんですか、あなたは!」

母親の形相と剣幕におののき、
なんと説明したら良いのか、迷ってしまう。

まるで、誘拐犯のように
それも、ロリコン犯?の疑いの目を向けている。

何と言って弁解したのかは覚えていないが
ただただ必死に
一生懸命、自分の正当性を訴えたと思う。

その甲斐あってか、なんとか母親の怒りは治まったものの
私の個人情報はすべて彼女のものに。
(大学名・住所・出身地などなど)

挙句の果てに、そんなこんなでバイトはいけなくなって
予想通り、「クビ」となりました。


しかし、この話、ここで終わりでなく、ここが始まりだったのです。

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