空き家問題

全国的に年々空き家が増加していて、近所を見渡しても空き家が数棟ある状況になっている。このペースで空き家が増えていくと、様々な問題が起こってくる。もう何年も前から空き家になっている場合は、建物が老朽化しているため倒壊の恐れがある。そのままの状態で放置していると遅かれ早かれ建物が崩壊するのは間違いない。その状態でもし台風や地震が発生すると、一気に建物が倒壊することになる。
空き家に隣接している所に住んでいると、建物の倒壊による影響は避けて通れない。安全な場所に引っ越すか、そうなる前にその建物の所有者に空き家を解体してもらうなり、何らかの対策を講じなければならない。
空き家問題は行政においても難しい問題だ。倒壊の恐れがある建物を解体したくても、相続人がいないケースや所有者が特定できないケースが出てくることがある。また相続人がいても相続を放棄するケースもある。
あとは空き家が放火される可能性もある。
建物の管理者がいないと環境は悪化するばかり。早めに空き家対策を講じて安心して暮らせる日が来ることを願っている。