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くすぶる金融不安

2023年03月17日 10:38

急激な政策金利の上げで、銀行が保有している債券が値下がりして評価損がかなりの額になっている。
アメリカ全体では83兆円程含み損がある。
この事がSVBシリコンバレーの破綻につながった。
この債券価格下落は政策金利がどんどん上がる中で、当然と言えば当然の話だ。
これは世界の銀行の全てに起きている事で、保有している債券価格の下落がある。
無論日本の銀行も然りだ。
日本で危ないとすればやはり地方銀行だろう。
日本のメガバンクは5500~1兆円程の純利益を稼ぐ力があるから相当な激震が来ても大丈夫だ。
地方銀行金利で稼げないから、海外国債リート不動産投信)をかなり保有している。
従来保有している国債リート価格はかなり下落しているから、これから危険な銀行も出てくるかもしれない。
債券は低利でも最後まで持っていれば損など発生しない。リートだってインフレが落ち着き、金利を下げる局面になれば、当然基準価格は上がって来るわけです。
ただ何らかの理由で資金需要が出た時に、現ナマが足りない無い場合、債券を売るわけです。
そうなると価格が下がっている状況下ですから、実損が発生します。
SVBの破綻は大量の債券を売らざるを得ない状況になり、売却して2430億もの実損が出た。
ここから不安に駆られた預金者が次々に現金を引き出して行って、結局破綻したわけです。
日本の数ある地方銀行で、そういう銀行が全く無いなんて事は言えないわけです。
では欧州ではどうか?クレディ・スイスだけで済めば良いが、
それよりも規模がもっと大きな銀行だって危うい噂が飛び交っています。
表立って言える内容ではありません。
ただ無事にこの金融不安が済んでくれればそれに如くはないですね。

この状況下で評価負けしている銀行銘柄がもう一度安く買える機会が来ました。
総合商社の割安感はもうそうとう無くなりましたが、銀行株は未だ相当割安です。
健全な銘柄を良く調査して投資すれば、
高配当と株価の上昇という両面で大きなリターンが期待出来ます。

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