永守さんの時代は終わったのか？

日本電産の株価の下落が止まらない。
昨年は１月に株価13500円まであり、それ以後下げ続け、現在は6500円台だ。まあ半値ですよ。
途中関さんの解任事件もあり、直近では次の社長候補を５人取り上げてマスコミにアナウンスした。
次の社長候補を外部にアナウンスして何になるのかよく分からない。
永守会長も老害になり果てたのか。株価は経営の鏡だといつも語っていたが、この株価をどう説明
するのだろうか？
第３四半期が終わった所で業績を下方修正したのもこの株価に表れているのか？そうでもないだろう。
第２四半期までの業績見通しを過去最高としてアナウンスしても、株価は下がり続けたわけだから。
会長が自社株買いを指示しているとか、大量の退職者が出ているとか、調達先への値切り交渉を
５回に渡り行ったとかあまり良いうわさが聞こえて来ない。
株主として10年に渡りホールドして来たが、日本電産の未来はどうなるのだろう。
永守さんは日本が生んだ名経営者である事は確かな事です。
しかし引退時期はどんな優秀な経営者でも訪れるわけです。
自分で創立した会社に思い入れがあるのは当然でしょう。でも時代は進んで行くわけですから
思い迷う事なく、次の若い世代の経営者に快くバトンタッチしてもらいたいものです。