魚養殖に昆虫かい。でも係っているのはやはり商社

魚の養殖に使う大豆の搾りかすと魚粉（主にイワシ）の価格が暴騰している。
当然養殖魚の価格も上がる。餌の飼料は養殖魚のコストの７割を占めるから深刻な問題だ。
そこで安定的に大量に供給できるミールワーム（昆虫の幼虫を乾燥させたもの）を魚の餌（飼料）として使う研究が行われている。
丸紅がフランスの企業（ミールワーム生産）と組んで日本の養殖業の危機に立ち向かうプロジェクトだ。
当面このミールワームをマダイやブリに合うように改良して進めているみたいだ。
欧州ではサーモンとかエビ向けにミールワームを使うらしいが、同じ事やってもつまらないと判断したか
マダイとブリの養殖に使う。
昆虫ではコオロギ、トノサマバッタ、ミズアブ辺りが注目されているらしい。
昆虫の餌を食ったマダイとかブリを食うとなるとちょいと複雑だな。
でも昆虫はどんな環境でも生き残るから最後の頼みの綱かもね。