男の生態学4　浮気を隠さない男

・・ほとんど、自己弁護ですから、今回は相当に理不尽な意見をぶちかますことになることを、先にお断りしておいて・・（のっけから弁解がましくて、なんですが・・）

開き直りとも思えるその行動には、それなりの哲学があるのです。そもそも、可愛げはないが緻密で悪賢く浮気の尻尾を出さない男も、せいぜい、バレない範囲は二股が限度でしょう。いかに、綿密な計画を立てようと、必ず、不測の事態が勃発ます。無理矢理それを押さえ込むと、当然、不自然な、つじつまが生じるわけで、これは、その手合いの男の美学に反します。

だから、三股・四股（・・そもそも、私の過去、10年前の『六股』は気狂い沙汰とも言えるバカげた行いですね・・）などと云う大胆不敵な事をやってのけるのは、また、別の種類の男ですネ。

私も含めて、こういう大胆なバカは、『全部が浮気で全部が本気』なのです。単なる色ぼけかも知れませんが・・。どうせバレるんだから、バレないように努力する・・などと云う無駄なことは考えません。正直に告白します。

「おれ、他に彼女いるよ。」

これって、意外な伝家の宝刀で、包み隠さずお話すると、案外、平和にことが運びます。実際、私の場合は6人中3人と別離、一人は友だちに移行、残った2人Sちゃん・Yちゃんとは未だに続いています（S＆Yは過去ログを参照してね）。「おれ、他に彼女いるよ。」・・と言ったら去って行く類の女性と私は、所詮、いつかは破綻してしまう筈です。

「ふーん、別にいいよ。わたしのzzさんでいてくれるなら・・」とか
「zzさんは、ここにいるけど、いない人。」とか
「大丈夫、遊園地には妖精しか住めないし・・」とか
「いいよ。でも、他の子にも会わせてね。」とか

私たちの場合は、各々がそれなりの解釈をして、不思議な均衡が保たれています。浮気は、隠し事として貫くと浮気のままですが・・表沙汰にして、白日の下にさらすと・・各々に対する本気に換わるわけです。

え！・・そんなの虫が良すぎる・・って言いたいですか？　まぁ、どうせ、後2、3年の命ですから、大目に見てやって下さいな。