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ペテン師の冬・Invasion

2008年04月21日 12:51

4日目ともなるとだんだんと飽きてきてる

不謹慎な話だが 実際 こう長いこと

同じ子と過ごしてるのが

一名例外を除けばなかった

ひとつわたしのアパート欠点に気づいた

ここには風呂がない

それゆえに えっちしたままの状態で大学へ

当時は たいして気にもしなかったが

どうも した後 しかも中だしもしてるわけだし

するどいやつらは気づく

まあ もっとも シャワーを浴びたら浴びたで

気づくんだけどね

一応計画では あと3泊

2泊の場所は決めてあった

問題は 今日か明日

これはちえこの気持ち次第の場所

問題はどうやってそういう展開に

というか 昨日わたしのところなんだから

流れ的には きょうはってなってもいい気が

するのだが わたしが決めることではないのがいたい



「ねえ やがみくん」

田村が話しかけてきた

「はいよ」

「昨日 聞きそこなったんだけど」

「うむ」

「もしかしてしたの?」

「うむ」

「というか なんとなくなんだけど」

「ん?」

「しまくってる?」

「おう」

「そ、即答ですか」

「間を取る意味がないと思うが」

「まあ そうなんだけど」

「うむ」

「なんか いたがきさん色っぽくなった気が」

「そら高速調教中だから」

「ま、まじかい?」

「いや そういう気はないんだが なんとなくね」

「君 鬼だね」

「まあ 否定はしないが」

「そういえば 松山がさ」

「うん」

「みしまさんに捕まった」

「はい?」

付き合うことにされたらしいよ」

「されたらしいって?」

「なんでも 潰されるか付き合うか迫られたらしい」

「ぶっ」

「で 付き合うことになったらしい」

「あの子も鬼だな」

「でも うらやましい気がするよ」

「なんでよ?」

浮気公認な彼女ってうらやましいよ」

「なるほど」

「僕も欲しくなるね」

「なるほど....って 田村

「なに?」

「出来たとして今となんか変るんか?」

「まあ 気分的な問題だよ」

「なるほど」



夕飯は わざとちえこのマンションの近くで食べた

「さて 今日は どこに泊まろうか?」

「やがみ君の好きなところに」

「そか じゃまたうちかな」

「やがみくんち?」

「うん 明日と明後日は決めてあるんだけど

少し出費は抑えないとね」

「あの やがみくん...」

「なに?」

「...でよければ...くる...」

「えっ」

内心 よっしゃ 計画通り 

「うちでよければ....」

「いいの?」

「うん」

ちえこを抱きしめる

「うれしいよ」

「えっ」

「本当はね 君のとこも行きたかったんだ」

「やがみくん?」

「なんとなくさ 距離がもっと縮まったような気がしてさ」

「うん」

今に思えば 芝居くさい

しかし 場の流れというか勢いは凄い

これが通じるどころか見事にはまったというのが凄い

そしてちえこの部屋へ

「おじゃまします」

「あ いらっしゃいませ...」

「ふーん 女の子の部屋だ」

恥ずかしいからあんまり見ないで」

反応が初々しい

けいこさんとこは 女らしいものはなかった

脱ぎ散らかされた下着

ああ ここの住人は女かと思うぐらいで

もし それがなかったら 男の部屋と言っても

疑うものはいないだろう

買い込んできたものを広げ 料理に入る

「手伝おう」

「えっ あ でも...」

「迷惑?」

「あ いえ」

二人でキッチンで料理を作る

多分 ちえこにはこのシチエーションは効く

「なんか...」

「なに?」

「こういうのって..」

「嫌だった?」

「ううん なんか嬉しいかも」

「たまにはこういうのもいいよね」

「うん」

夕飯を食べ 二人で片づけをして

少し くつろいだ

ソファで並んで座り寄り添う

正直このパターンも毎日続くと飽きてくる

ちえこにしたらそうでもないようだが

不謹慎ながら わたし的には飽きてはきていた

そういう個人的事情から そのままソファで一回

バスルームで一回 ベッドで一回

その間 口で一回 中に一回

すごく簡単に書いちゃいましたが

さすがに目新しい事をした記憶はないので

省略させてもらいました

そして4日目も完了

日に日にちえこの反応が良くなっていくのに

満足なわたしであった

ここでおまけ

後日 かなと松山 両方から聞いて

まとめた 2人のなり染め

えっちが終わったあと タバコをふかす松山

松山くん」

「うん なんや?」

「実は話があるの」

そういいながら松山のアレを触るかな

「なんや?」

「付き合わない?」

「へっ なんで?」

「あたしが付き合いたいから」

「いやじゃ 一人に縛られんのは窮屈じゃ」

大丈夫よ 浮気は許すから」

「それでもいや....ま、まて...」

浮気相手にしたこと 全部あたしにしてくれればいいのよ」

「いや... まて 早まるな」

松山君次第よ」

「それ 脅しやんか」

「そうよ」

「げっ」

「ねえ ものは考えようよ」

「ひぃ...」

「もし 相手が途切れたとき好きにしていいのよ」

「ま、まて....」

「ああ じれったいわね」

「えええ」

「潰されるか付き合うか はっきりしなさい」

選択肢ないやんか」

「当たり前じゃない そんなもんないわよ」

「い、いて、まじ しゃれにならん」

「しゃれじゃないから」

会話で察しのいい人はわかったと思うが

かなは 松山の宝珠を力一杯握っていた

そして 穏やかな表情と裏腹に

拒絶不可な冷ややかな声で 選択を迫った

「わかった 付き合うから やめてくれ」

付き合う? 付き合ってくださいでしょ」

「は、はい 付き合ってください

「お願いしますは?」

「お、お願いします」

「よしっ」

こういう経緯だったらしい

ある意味 けいこさん並みに 怖い

松山狙いで助かったと思ったわたしだった

さて次回5日目.............

なんか だんだん飽きてきたな この話

24日の話と25日の話に繋げるために省けない経過だし

頑張って書くとしよう 手抜きしたらすみません

タイトルも考えるの疲れた

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