なんとなくはいつも突然で

「漁港の肉子ちゃん」を観てきました。

明石家さんまさんが企画プロデュース、大竹しのぶさんが主演、という話題性抜群のアニメ作品。
また、他の出演声優さんもめっちゃ豪華です。
制作会社が吉本興業なので、完全なるギャグ作品かと思いながら観たのですが…。

確かにギャグ作品ではありました。
でも、ところどころにほのぼのとした心温まる場面もあり、吉本で言えば新喜劇みたいな感じでしょうか。
アニメーションとしての完成度もなかなかのものです。
特に、ジブリ映画へのオマージュがあちこちに見られますね。
トトロにそっくりなシーンとか、出てくる食べ物が全部とにかくリアルでおいしそうなところとか。

そして優しくて陽気な関西弁の肉子ちゃんは、しのぶさんが声を担当しているけど、さんまさんの姿そのものなんじゃないかと思いました。
逆境に負けない強く明るい心は、今の世の中に絶対必要なものですね。
ビジュアル的設定的には「ブサイク」「明るいデブ」ってことになってますが、スクリーンの中で生き生きと動く肉子ちゃんはすごくかわいらしかったです。
あらゆる層の人にお勧めしたい作品です。