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「ローズの秘密の頁(ページ)」レビュー☆

2020年12月31日 01:48

「ローズの秘密の頁(ページ)」レビュー☆

ルーニ・マーラ主演他。めくるたびにあふれる、真実と愛。取り壊しが決まった聖マラキ病院。転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医スティーヴン・グリーンエリック・バナ)は、病院で40年間もの長い時間を過ごしてきたローズ・ド・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を看ることになる。彼女は、自bンの赤ん坊を殺した罪を背負っていた。しかしローズは、その罪を否認し続け、自分の本名とは別の「ローズ・マクナルティ」と名乗り続けていた。グリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書のなかに秘かに日記を書き綴っていたのだ。そして彼女は日記を追いながら半世紀前の記憶を辿り、グリーン医師を前に自分の人生を語り始める。アイルランド激動の時代、ひとときの恋は永遠の愛になった。半世紀の時をこえ、1冊の聖書が明かす胸震える衝撃と感動の物語。

5/10点!!戦争より、それを起こしている人間の方がよほど怖いです。少しの思い込みと疑念と悪意が重なり、善人に降りかかる悲劇。昨日まで普通だった人々が精神病院という境界線をまたいだ途端、何を言っても取り合ってもらえない恐怖が凄まじかったです。神父がクズ過ぎて、そっちの意味で震えました(>_<) しかも神父養父かと思いきや、他の人に渡したとかまぢクズ。流れ上、贖罪で育てたのかと思うじゃん(>_<) 協会ぐるみの隠ぺいとか闇深いわー。少しの記憶の中にたった一人で生きるってどれだけ辛くて心細いのだろう?希望すら見失ってしまいそうな年月を信じ続けるローズの強さに胸が熱くなります。戦時中、こういう形で精神病院に入院させられて本当におかしくなってしまった人は少なからず各国にいたのだろうなと辛い気持ちになりました。でも、他の方がレビューしているように号泣という感じではなかったです。ローズの心情描写がとても丁寧で苦しさが伝わってくる作品です。2018年公開。

このデジログへのコメント

  • ろまんす 2020年12月31日 05:05

    一人で生きて行くのはつらいね️家族や友人が必要ですね️もちろん貴女のようなこころの優しい愛人が大切ですね️愛し合えるレディさんと仲良くラブラブ繋がって過ごしたいね️ムラムラすることが多い昨今は

  • はらぺこ 2021年01月01日 01:09

    明けましておめでとうございます(#^^#)

    この作品、、、観ました(*'▽')
    「心情描画がとても丁寧で苦しさが伝わってくる」
    そう!文章にするとこの印象( *´艸`)

  • ユリ 2021年01月03日 02:24

    > ろまんすさん
    そうですね。このご時世なので大切な人がいて安心し合える時間が必要なのかもしれないですね。良い方と出会えることを祈っています。

  • ユリ 2021年01月03日 02:26

    > はらぺこさん
    明けましておめでとうございます!今年もコメントやメールなどで絡んでいただけたら嬉しいです。はらぺこさんは本作は号泣で観てそうなイメージです。40年ですもんね。苦しいですよね。

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