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趣味は読書、教科書の中の作品(1)

2019年11月30日 01:01

確か開高健だったと思うが、国語の授業で取り上げられたら、手垢が着いて途端に作品が面白くなくなるというようなことを言っていたと思うが、記憶がはっきりしない。
しかし、子供の頃、近くに本を買える場所は一つもなく、せいぜい小学館学習雑誌くらいしか読むことのない僕には、教科書の中の作品も勉強というより、読書だった。
高校一年の時、芥川の「羅生門」をやり、下人のニキビは下人の若さの象徴であるとか最後下人が老婆の依頼を奪って消えて行く暗闇は、下人の将来の暗い未来を暗示しているとか、細かく鑑賞したのだが、それによってなるほどと思いこそすれ、つまらないなどとは思わなかった。
むしろ、本当に一言一句に気を配って書いているのだなあと思ったものである。
教科書に採られる作品は、スタンダードなものだろうが、一つの作品を何度も読むなどということは、国語の授業でなければ出来ないことである。

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