ロングラン

金曜は、ウェールズまで出張でした

リリーに運転してもらい、大学のコマ（授業）が軒並みお休みの娘を連れ

リデストンという街へ到着



ボスの依頼主のおうちにて、契約書の更新手続きと

訴訟に必要な物的証拠を預かりに



こちらは日本とにた雰囲気で、道を走ると視線が注がれ

茨城でも経験した、「道を走ると、ｼﾞｰｯと見てくる人」が多い


依頼主に会い、会話をし


依頼主「君の英語はどこで習った？ブリテン訛りじゃないな」

私「本を読んで学んだのと、娘に教わったのと半分ずつよ」

依頼主「それはいい、ブリテンの野郎の英語は好かん！君の方が話しやすいな、日本訛りってやつか？」

私「自分で訛ってるかどうかわからないわ、でも私の英語が伝わるのなら幸いよ」
※ウェールズの英語は、少々ロンドンの人たちとアクセントや使う単語が違います


どうやら、私の上手でない英語が依頼主のドツボにはまり

お昼をごちそうに


リリーの英語も、私にはわからないですが

少々北部訛りがあるそうで

娘だけが、標準英語（クイーンズイングリッシュなどの、公共放送用英語）




・・・私には、違いがわかんねぇよ


それでも、下手な英語を話すと（好意的）に見てくれる方は地方に多く

懸命に単語を教えてくれたり、若い子が使わない言い回しなどを教えてくれたり

人とのお付き合いで、私はかなり得してます



依頼主「おい、君は夫がいないのか？私の息子が独身なんだ。会ってみるか？」

依頼主「君は牧場に興味はあるか？息子と一緒にやってみないか？もちろん、牧草地と牛は2人で半分ずつ分けると良い」

依頼主「息子は25歳なんだ、年上の女房の方が息子にはちょうどいい。あいつは女を知らんからな」



ウェールズ地方の方々は、少々強引なのか

依頼主がズケズケ言う人なのか


とりあえず丁重にお断りして、おうちを後に


走り始めてほんの10分ほどで

ちらつく雪


リリー「ママの言う通り！スタッドレスタイヤを買って良かったわ」

アン「でしょ！？いい車だって、滑り始めたらただの鉄よ」


と、転ばぬ先の杖に安堵

のんびりロンドンへ



事務所へ寄って書類その他を処理し

そのままバーミンガムへ戻って、お友達のガレージで3000キロ点検
（購入後初の整備です）


各部分のチェックとオイル交換をやってもらい

まずは一安心



おうちに戻ってのんびりと過ごす、金曜の夜なのでした