ある昼下がり

先週の賄賂授受のシーンです


いえいえ、冗談です



警察官の友人（厳密には、お仕事で知り合ったアジア系イギリス人）が勤務明けで

帰って１人で食事するのはつまらないから、お昼に付き合ってよということで


中華をご馳走になったのです



お友達「Can I invite you to a dinner?」
（夕食に誘っていい？）

と聞かれたので「No, I already bought meals.」
（いいえ、食材が既にあるのよ）

と断ったら

何か話が食い違う



今回、初めて知ったのですが

お昼のことをDinnerと言ったりもするんです


で、詳しく聞いてみると

その日一番大切な食事＝お昼＝Dinnerディナー

という認識のようで

Lunchランチでも通じるのですけど

こちらの人にとっては、ディナー＝夕食ではないのです


お昼であれば、たまたまこの日はお弁当を持参しておらず

ニコニコしながら付いていって、美味しい中華をごちそうになったわけでございます




「イギリスは食事がまずいでしょ？」とか

「フィッシュ＆チップス以外に食べるものってあるの？」

と、ここで聞いてくる人が多いのですが



「寿司と天ぷら以外は、日本人は何を食べてるの？」

って外国人に聞かれたら何て答えるんだテメー


と言ってやりたいです


美味しい各専門店はたくさんありますし

冷凍食品が多いのは事実ですけど、冷凍食品がそんなになかった時代から生きてる人々は

めちゃくちゃ手料理が上手な人が大多数ですよ


こちらにも、日本同様「おすそわけ」に似たご近所交流がありますけど

どれもこれも、美味しいものばかりです



基本的に、こちらは割り勘なのですが

お給料が出たばかりでリッチだから、と

気持ちよく支払ってくれました



私は話が上手でない上に、英語での会話は未だに苦手なのですが

イギリスの男性は、天気の話から始まって

王室の話をしたり、スポーツの話をしたり

けっこう会話が上手です


沈黙するという、あのシーンとした時間はほとんどなく

通行人を見て「彼はどこの国から来たんだろう？推理してみないか？」
など、何かしら話題の種を見つけてきます


国が違えば、常識も違うわけですが

どこの国でも、誠実にしてさえいれば

親切な人が自然とやってきてくださいます


これからも頑張るぞ