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「セデック・バレ 第二部:虹の橋」レビュー☆

2015年11月20日 00:36

「セデック・バレ 第二部:虹の橋」レビュー☆

リン・チンタイ主演他。連合運動会が開かれていた霧社公学校を襲撃したセデックの決起部隊の手によって、戦う術をもたない日本人は女子供の区別なく命を奪われた。日本軍は直ちに鎮圧を開始。山岳地帯の地の利を活かして戦うセデックの前に苦戦を強いられるが、圧倒的な武力を誇る日本軍警察の前に、セデックの戦士たちは一人また一人と命を落としていく。男達が絶望的な戦いに挑む中、セデックの女たちもまた選択を迫られ、それぞれが信じる道を選ぶことに。決戦のときは近づいていた・・・。1930年、日本統治下の台湾で起きた壮絶な事件を渾身の映画化。1930年10月27日台湾の山深き村で起きた事件―その真実を、いま世界が知る。

9/10点!!「プライベートライアン」も真っ青な、1時間半以上ぶっ通しの戦闘映画でした。途中から、社vs社のライバルの闘いもあったりしたけれど、この殺し合いの全部のきっかけを作ったのは、日本なんですよね・・・。ただ、セデック族の村に派遣されて、仲良くやっていたのにと思っていた日本兵も描かれていましたが、そもそも、力任せで全てを奪ったのだから、その考えが甘過ぎると思いました。学校も郵便局銀行も、作ってやったのにと文明への感謝を強いていましたが、そんなのはいらなかったのですから。第一部の運動会の惨劇は、酷いと思ったけれど、第二部のセデック族の日本人への闘いの理由は正当過ぎて、同じ日本人として台湾の方に顔向け出来ないし、謝罪したい気持ちでいっぱいになりました・・・。この映画は、台湾が作っているから、セデック族が、日本人に勝っちゃうくらいの勢いで描かれていますが、実際は、日本人の死傷者は20名ちょっとなんですよね。作中でも思いましたが、当時の日本人の命の扱い方はどうなのかなと思いました。この事実を、この圧倒的な映画で知ることが出来て、悲しいけれど、知れてよかったです。2013年公開。

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