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「建築学概論」レビュー☆

2015年07月13日 01:18

「建築学概論」レビュー☆

オム・テウン主演他。「なぜ今さら僕のところへ?」「どうしてるか気になったの」本当にあの愛は存在したのか―15年の時を経て真実はよみがえる。建築学科に通う大学1年のスンミン(イ・ジェフン)は、“建築学概論”の授業で音楽学科の女子学生ソヨン(スジ)に出会い、一目で恋に落ちた。しかし、恋に奥手なスンミンはなかなか告白できないまま、小さな誤解からソヨンと遠ざかってしまう。それから15年後、建築士になったスンミン(オム・テウン)の前に、ソヨン(ハン・ガイン)が突然現れ、家を建てて欲しいと言う。その建築の過程で次第に明らかになるソヨンの素性。そして、よみがえる記憶と新たに生まれる温かな感情。しかしスンミンには婚約者がいた―。初恋の甘さと切なさが胸に沁みる、美しく繊細なラブストーリー。きっと観る人誰もが、純粋で不器用だったあの頃に連れ戻される―。

8/10点!!登場人物の多さや、主役二人の家族関係や友人関係まで丁寧に描いているので、前半の展開が遅く、ドラマみたいだなと思ったのですが、この前半を組んだ流れが、後半にズシッと来て、とても肉付けのある作品になっていました。何より、初恋=ほろ苦いをラストまで裏切らないところが、良いです!(^^)大人になったソヨンが、スンミンの前で、泣きじゃくって、「彼女に一体何があったのだろう?」と思わせておいて、同時に、若い頃の二人には、何があって、今は離れ離れになっているのだろうと、気になり始めました。話自体は、どこにでもある初恋で、珍しいものではないのですが、そのどこにでもある感じが、誰にでもの、色んなほろ苦いものを引き出すのに、成功していると思います。主役の4人の俳優さんたちも、すごく良いです。特に若い頃のソヨンを演じたスジは、自分が、スンミンになったように、彼女がどんどん可愛く見えてくるから不思議です。あっと驚くというものではないですが、自然な流れが心地良くて、自然な流れ過ぎるすれ違いが切なくて、ソヨンが受け取った箱の中身を見た時は、ほろ苦過ぎて、涙が溢れてきてしまいました。初恋とか、家族とか、人生の何度目かの岐路を過ぎた大人の心に刺さる作品です。2013年公開。

このデジログへのコメント

  • ひげひげ 2015年09月06日 00:56

    このログで気になってみました。
    いいねえ、これ。
    歌も素敵でした。

  • ユリ 2015年09月06日 01:20

    > ひげひげさん
    観ましたー??いいですよね~スジちゃん可愛いし。さすが「国民の初恋」!!程良くビターな映画って最高ですよね。

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