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「天地明察」レビュー☆

2012年08月17日 10:46

「天地明察」レビュー☆

岡田准一主演他。将軍囲碁を教える名家息子として生まれたが、出世にも富にも興味がなく、好きなこと以外には、とにかく“不器用”な男・安井算哲(岡田准一)。星の観測と算術の設問を解いている時が一番幸せだという男。若き将軍徳川家綱(染谷将太)の後見人である会津藩主保科正之松本幸四郎)は、そんな算哲を見込み、暦の誤りを正し、新しい暦を作るように命じた。そんな大事業に、戸惑いながらも、決してあきらめない男・算哲の果てしなき挑戦がはじまる―。時代をひっくり返す大計画、それは日本初の暦を作ること!?星を追い続けた男・安井算哲の挑戦を描く、勇気に満ちた感動の物語。

8/10点!!原作は未読です。星にも数字にも弱い私が手を出すには、難しいと思ったので、映画でと思ったのですが、映画も難しかったです(^_^;)主人公・算哲の将軍囲碁を教える碁打ちのいう身分がどのくらい高いのか?徳川の平安の世の中で、武士でない者が、真剣勝負をする事の難しさ。当時、暦を司るのは、朝廷の聖域で、徳川と言えども、手が出せなかった事。改暦には、10年以上の歳月がかかる事。次々に出てくる本因坊道策(横山裕)、水戸光圀中井貴一)などの実際の人物の背景なども見え隠れし、知識が足りない私には歯痒く、歴史や人物にもっと詳しければ、物凄い面白いものに違いない!と思いました(爆)算哲と関孝和(市川猿之助)が、互いに顔も知らないのに、設問を通して、親交を深めていくというのも、江戸時代ならではの設定で、面白かったです(^^)どこまでが実話なのかわかりませんが、この時代の人々が、とても生き生きと、魅力的に描かれており、日本初の改暦に至るまでに、算哲が、3度の大きな経験を経て、10年以上の歳月をかけ、命をかけて、改暦に挑むというストーリーが、壮大なスペクタクルとして描かれていて、観る者の心を熱くしました。えん(宮崎あおい)との出会いから、夫婦になるまでの歴史も、2時間半弱の中で、丁寧に描かれており、淡い恋心から、失恋、恋に奥手な算哲を待つえんの歯痒い気持ちなど、恋愛物語としても、楽しめました(^^)2時間半弱という長い時間を感じさせず、むしろ、その長い時間を楽しませて、終わって欲しくないなぁと感じさせ、算哲と一緒に、天文暦学に挑んでるような、壮大な歴史と天のプラネタリウムグルグル回っているような感覚になり、あっという間のラストでした。この世界観への誘い方は、滝田監督の得意とするところで、流石だなぁと思いました(^^)算哲の周りを固める出演者たちが豪華絢爛過ぎて、岡田くんの演技が頼りなく見えたのが、-1でした。歴史を知らなくても、様々な歴史上の人物が複雑に絡み合い、肉厚なストーリーとなっていますが、それぞれの登場人物と歴史を知っていたら、もっと楽しめる作品だと思うので、勉強してから観る事をお勧めします☆彡☆彡 2012年公開。

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