人生の最後

日本郵政の西川さんがついに辞めるらしい
西川さんが進める郵政民営化を、何とか阻止しました
株を一般公開してしまうと、お金を持った誰かが買い占めてしまう

どこかの銀行が買収すれば、桁違いの銀行が誕生します
ゆうちょ銀行は世界最大の銀行であり、世界最高の優良銀行
何しろ不良債権が全くなく、預金高、総資産ともに２００兆円を越える
傘下に加えれば、世界一の優良企業になります
日本やアメリカ・ドイツ・イギリスの国自体より、信用の有る会社の誕生
先進国の一つの国よりも力のある企業
マイクロソフトもグーグルもＧＥだって足元にも及ばない

アメリカのゴールドマン・サックスや、JPモルガンなどの金融グループが狙っています
２００兆円を好きな様に使える
その手助けを西川さんと三井住友銀行、ウシオ電機の牛尾さんやオリックスの宮内さんがしているのです


日本の国債が幾らあろうが、この預金があるからこそ破綻も信用不安も起きない
国債を買い支え、国の予算にも使われて来た
アメリカからの要望で、小泉さんと竹中さんがそれを一気に伸ばしたのが２００１年の事です

郵政民営化をライフワークと唱える小泉さんに、アメリカは最大限の援助をした
そもそも彼が総理に誰がなると考えました？
真紀子さんに言わせると「能無し」
作戦から反対勢力の駆逐、勿論莫大なお金
その甲斐あって、田中派をロッキード、リクルート、日歯連などの事件で陥れた
気が付けば、小泉さんの清和会はダントツの最大派閥になっていた
２０年以上にも及ぶ、壮大な計画


西川さんは、色々と功より罪の方が多い方でした
しかし、住友と三井の合併に関しては功になる
「最後のバンカー」と称えられる方なのに、人生の最後で人間を下げました

終わり良ければ全てが良いのです
しかし、勿体無いことに全てが悪くなった


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