死んだらどないなる

肉体と霊体を結んでいると言うよりも
複雑に絡み合い編んだような
シルバーコードが切れたことにより
肉体は死を迎えるのです

　そしてあの世と呼ばれる世界に行くのです
幽体が張り出してきて幽界の生活が始まるのです
幽界のどの辺に行くかは自分自身の
霊的基準で選ぶのです
そこで満ち足りた生活をするのではないのです
常に霊的進化の道を進むのです

　学ぶことにより神の偉大さを知り
ああ実に自分自身は神の一部だと
確信すると共に何と小さき存在なのだろうと
謙虚な気持ちが出てきます

　しかし中には死を自覚できないものもいるのです
生きているときと同じように口を通してしゃべり
飲食をして性欲もあるのです
いわゆる自縛霊と呼ばれるのでしょうかね
死を自覚するまでに何十年何百年と過ごし
小さき光を燃え上がらせて自覚したときに
そばにいるものたちの存在を知るのです
これからがこの者たちの第一歩が始まるのです

　死に際して自覚したものは程なく
幽界の生活を経験し物足りなさを感じて
次のステップへと進むのです