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趣味は読書、野性

2020年03月08日 15:33

ジャックロンドンの「荒野の呼び声(或いは野性の呼び声)」を読んだのは、高校の頃だと思う。
文明人に飼われた狼との混血犬バックが、野性に戻って行く物語。
まだ、僕自身若かったので、最後にバックが野性に戻るのが、何となく寂しい気がしたが、たとえ厳しくても、自由を得た方が幸福なのだと、今では思う、
対をなす作品に「白い牙」があるのだが、まだ未読だ。
作品よりも、巻末の解説でジャックロンドンの人生に魅力を感じ、「馬に乗った水夫」という伝記も読んだ。
現代教養文庫から何冊か、ジャックロンドンの作品集が出ていたが、とっくに文庫自体が無くなってしまった。
岩波にも少し作品があるかも知れない。

クラカワーの「荒野へ」を読んだのは数年前。
それに続けて、「イントゥザワイルド」という映画も見た。
ヒッチハイクで、野宿をして、自給自足をしていた若者が、山の中で遺体で発見された事件のノンフィクション

先日、TSUTAYAで、特に見たいものもなく色々物色していて、「レヴェナント」に目が止まり、借りた。
ディカプリオが念願のオスカーを手にした作品である。
セリフがどうの、演技がどうのという話ではない。
圧倒的な自然と、前世紀の野蛮な世界の厳しさ。
現代とは全く違った掟。
あのぐらいの逞しさならば、熊に襲われても生きていられるだろうと、納得してしまう。
「野性の呼び声」や「荒野へ」を思い出したのも、この映画を見たからである。
そして僕が、子供の頃に、自然に囲まれて、雑木林や森に分け入った記憶が無ければ、こんなに惹かれることもなかったと思う。

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