旅立ちます

あまりにも突然なのですが


そして、唐突なのですが



イギリスに行くことにしました。



娘が夏休みに入るのを待って、7月の下旬から


イギリスへ、娘と2人


旅行ではなく、生活の拠点として


彼女の故郷へ帰って、気持ちをリフレッシュさせようと思い


決心しました。





思えば、突然の母の死を乗り越え

いきなりの異国生活、いきなり他人が母親

言葉も生活も違う国にいきなり来て1年

よく頑張ってくれたと思います。




娘が決して愚痴を言ったわけではないですが


帰りたいという発言をしたわけでもないですが


母の死から1年、娘も母に会いたいことでしょう。


墓前に行くことしか出来ないですが


それでも、気持ちをリラックスすることは出来るでしょう。




私「Do you wanna go to England?」
（イギリスに行きたい？）



娘「Alone or together?」
（一人で？それとも一緒に？）



私「Together」
（一緒に）




娘「I can meet Mom?」
（｛亡くなった｝ママに会えるの？）



私「Sure!」
（もちろん！）




娘「Yes!Yes!!I'll be there」
（うん！行くわ）





こんなに喜んでくれるなら、どこでも行きますよ。


生活は少し不安ですけど


住む家はあるし（娘の生家、手続き済みで娘の名義になっています）


ある程度の蓄えもあるし


お仕事もある（親友のお友達である、弁護士事務所でお仕事させてもらいます）





なので、とりあえず問題なし。



そして、一応期限は1ヶ月少々


日本での夏休みが終るまで！！


もし、そこから先


イギリスに残りたいと娘が言うならば


私もそのまま、イギリスで生活します。




色々と家族で話し合った結果、

娘に選ばせるのが一番いいんじゃないかという結論に辿り着き

本人に相談したところ、



娘「OK, I choose」
（わかった、選ぶわ）



と、期限付きの生活に賛成してくれました。




今朝、会社で社長に事情を説明し


来月までにお仕事を引き継ぐこと


もし戻ってこれるなら、無条件で再雇用してくれること


色々と厚遇されながら、かつ私程度でも惜しまれながら


了承してもらえました。



私は、娘がどちらを選ぼうと


怨みもないし、問題ありません。




働く場所を与えてもらえるだけで、十分なので。






学校へは、先生に連絡をし


もし日本で生活することを選んだのであれば、手続き無し


イギリスで生活することを選ぶのであれば、教育委員会から


履修証明書というものを発行する云々


細かな説明を受けました。







私のやることと言えば、測量士補の資格の翻訳くらい。


というのも、弁護士事務所において雇ってもらう際に


「測量分野における、アジア日本地域でのエキスパート」として雇用申請を出すそうで



イギリスは外国人を雇うのに、そうとううるさいようで


私のこの資格でも、国家資格だから「専門分野」の人間を雇う理由になるらしいです。



エキスパートではないですが


雇われる以上、用意するものはしっかりしておかないと


迷惑をかけちゃうだけで、終っちゃいますから。






まさか、この私が


外国で生活するとは、予想してませんでしたけどね。




これも、運命なのかもしれないですね。





娘にとって最良の選択ができれば

私はそれで、大満足です。




掲載元
フリー素材集より引用（パブリックドメイン）
http://free-photos.gatag.net/
ID: 201411201700