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生い立ち~18歳受験~卒業編)

2016年03月09日 00:44

夏休みが終わって、2学期が始まりました。


クラスのみんなは、進学先をすでに決めていて

私は進学クラスにやってきたものの、進学することは全く考えておらず


志望大学もなかなか決められず・・・



そもそも、お金がないので

進学すら不可能なのはわかってましたからね。



みんな余裕のある家なのか、好きな大学に進むことをしっかり決めていて


私だけ、置いてきぼりな感じでした。



そんなときに、どう調べたらわかるのか


Kくんが「奨学金制度」というものを教えてくれました。


色んな企業も奨学金制度というのを導入していたり


これだけでも十分勉強になりました。



私は、育英会というところに申請することになり


各書類の記入やら、先生に書いてもらう書類やら

何度も育英会に電話をかけて教えてもらいつつ

とりあえず、一通り準備万端でした。


志望大学も、申込み時に書かないといけないため


散々迷った挙句、Kくんの志望大学と同じところにしました。


もし、行く大学が変わったりすると

また一から書類を書いて育英会に提出しないといけないため


私には第一志望=最後の砦


みたいになってました。



背水の陣ってヤツですね。



受かる以外に、大学に行く方法がないので


とにかく必死に勉強・勉強・また勉強の毎日でした。




志望大学を決めて、試験対策もさっそく始めて


少しでもお金を稼ぐために、アルバイトも頑張って


今の私みたいに、毎日フル稼働でしたね。



推薦だったら、年が明けるまでに面接やら小論文やら終わってるんでしょうけど


私は推薦がもらえず(私の高校は、その大学に進学した生徒が今までいなかったそうです)


一般入試で受けることに。




勉強は、すごく辛かったですね。


でも、教科書参考書は殴ってこないですから

虐待に比べたら、何てことない問題でしたね。


夜中はずっとおばあちゃん家で勉強して

休み時間もお昼休みも、ずっと何かしら勉強してました。





勉強は、けっこう面白いものだって気づいて

図書室にもよく行って、いろんな本を読んで「文法」を学んだり

小学生が読むような昔話全集も置いてあったので、昔の表現方法を学んだり

勉強の合間の息抜き読書でも、勉強出来てる感じでした。




冬休みは、ずっと家に帰らず

おばあちゃん家でずっと勉強。

そんな中でも、初詣に連れて行ってもらったり

そのまま初日の出を海まで見に行ったり

少しの息抜きだってことで、お台場に遊びに行ったり

私なりに青春してました。



受験の神様だってことで、湯島天神にお参りしたり


色んな神様にお願いしておけば、受かるかもしれないと


方々の神様にお参りしましたね。


というか、それを口実に

あちこちデート(私の中では)に行きましたね。




年明けの学校は、1週間行っただけで

受験組の私は、登校免除

各自、自宅で学習しなさいということで

勉強を頑張りました。

(出席日数が危ない人は、この間も学校に行かないとアウトでした)



ついに来た1月下旬、受験の日


Kくんと一緒に電車で会場へ向かい

「今日試験出来なかったら大学生活無し}

と、何度も心の中で唱えながら

試験に挑みました。


英語・・・

手ごたえは、アリ


現代語(古文含む)・・・

まあまあ、良かった


選択 歴史(日本史

これは自信アリ!!





と、意外に(受かったかもしれないよ?)くらいの手ごたえでした。



とにかく試験が終わった気楽さで、

帰りはいつもより会話が弾んで弾んで

日が暮れるのもよそに、ずっと駅近くのマックでKくんとおしゃべりしてました。




3週間後、結果が郵送され(学校に届くよう、学校送付を希望してました)

担任の先生が、すぐに取りに来るように電話してきてくれました。



一人で開けるのはかなり怖く、Kくんに電話して一緒に見てもらうことに。

Kくんはすでに3大学合格しており、

私と一緒に受けに行った大学の結果も、「合格」でした。


(受かって~~~!!)と、祈りながら開封。




結果・・・






合格しました!!!


これで私も、春から大学生


高校受験のときよりも、嬉しさは比べ物にならないほどでした。


勉強を教えてくれたKくんや、B子ちゃんに感謝し


卒業式の後は、クラスみんなでファミレスに行き

みんなが大人になったら、クラス会をすることを約束して

3年間で一番楽しかった3年8組のみんなとお別れしました。


制服を着るのも、この日が最後

この駅に通うのも、今日が最後

そう思ったら、悲しくなって

改札をいつまでも越えられず、泣いてました。


泣き止むまで、Kくんが待っていてくれて

帰り道、一緒に通うのも最後だと思ったら


「好きです」と、口をついて告白してました。






答えは、ねぇ



言わなくてもわかるじゃないですか。


Kくん「俺も好きだよ」

と、私が望んでいた答えを貰えました。




でも、難関はこの後!!


大学が決まったはいいものの、

いつまでもおばあちゃん家に甘えているわけにもいかない私は

この後からアパート探しを始めたのでした。



慌ただしい3月でしたよ。


3月だと、アパートもなかなか空いてなくて

やっと見つけたのが、けっこう古めの1Kアパート

木造で、ドアがなかなか歴史を物語る

ドラマで出てきそうな、いかにも古いってアパートでしたね。


どこかおばあちゃん家に似ていて

安いし、大学から離れてないし

すぐに決めましたね。


保証人はおばあちゃんとKくんになってもらいましたけどね。


ちょうど、試験後に通い始めた車の教習もこのころに終わって

自動二輪免許があったので、筆記試験なしで

すぐに車の免許もゲットしました。



アパートは大学まで歩いて10分ほど

けっこう良い立地で、近くにスーパーコンビニ

カラオケも歩いて2分ほどの場所にあったし

暮らすにはこと困らない場所でしたよ。


引っ越し道具も、大したものを持っていなかったので

大きめのバッグに、持ち物は全部入りましたね。

服もあまり持ってなかったので

何より親から離れられた嬉しさで、開放感いっぱいでした。


おばあちゃんと離れているのが寂しかったですけど


毎週、必ず1度は

おばあちゃんに電話して少し長話して

近況をきちんと伝えてました。



アパートで買いそろえたものは、炊飯器冷蔵庫電子レンジにガス台

洗濯機くらいでしたね。


お金全部使っちゃったら、教科書とか買えなくなっちゃうので

テレビは見なくても生活できるって考えてました。



でも、Kくんがテレビを買ってくれて


退屈しないで済みました。


Kくんは車を買ったので、自宅から車通学

私は大学近くにお引越し

一緒に過ごす時間が減るかもって思ってましたけど

毎日、アパートまで迎えに来てくれたので

高校の時と変わらない、楽しい毎日でした。


大学編の触りはこのくらいにしておきましょう。


続きはまた明日です。




掲載元
http://erogazou.co/photo/ecf9e1d34022737713f281ffa3b25ae8ed9fa0fd.6.jpg

このウラログへのコメント

  • いしひろ 2016年03月09日 10:17

    んー なんか文章もラブラブモードで良い感じ?な感じ(笑)…ではまた明日~(≧∇≦)

  • つーさん3 2016年03月17日 01:05

    何、学部?

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